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おはよう ページ3
私の通う高校は自称進学校
そこそこ大変な勉強と
変なプライドが売りである
(A)おはよ
(綾音)あ、A！おはよー！
今日もドライだな〜新学期の始まりだよ！
もっと元気よく！
(A)綾音はいつも元気だね
(綾音)まあね！Aにも分けてあげたいよ！
くだらない会話をしながら学校へ向かう
綾音と私はサッカー部のマネージャーをしている
うちのサッカー部は県大会常連でそこそこ強いと思う
学校に着けば待ってるのは…そう、クラス分け
(綾音)A！クラス分け！同じ！！
(A)うん、見ればわかるよ
(綾音)A冷たい！
私にとってクラス分けはそこまで重要ではない
もちろん、綾音と一緒なのは嬉しい
でも1番同じクラスになりたい人とは
絶対に
なることはない
この雨はそんな私の心の雨かもしれない
(八島)お、A！！…綾音も！
(A)おはよ
(綾音)透おはよー！
(八島)今年は同じクラスだな！よろしく
笑顔で話しかけてきた彼は
八島透、サッカー部のプレイヤーだ
ポジションはDF
身長181cm
50メートル7.2秒
ヘディングが武器
スポドリは濃いめが好き
まあこんなところだろうか
(八島)A！置いてくぞ！
(綾音)置いてくよ〜！
(A)今行く
たくさんの雨水がついた傘を閉じて
2-4へ向かう
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作者名：朱華音 | 作成日時：2019年3月4日 18時
