男好き51 ページ6
.
＿スーッ
「やっと見つけたぜ胡蝶。
ん？あいつはどうしたんだ？」
宇髄さんは襖を開けて早々、私が居ない事を指摘する。
「Aさんは何か思い出した様で別の部屋へ行きましたよ。
宇髄さんは私に用があるのでしょう？
ここはAさんの部屋ですし、場所を変えて用件を伺います」
うん、しのぶちゃんナイスフォローだね。
それにしても此処は狭い、少しでも体制を崩せば音を出しかねない。
だがしのぶちゃんの計らいで二人はもう時期この部屋をでる筈、
後はそれを待つだけ…
_〜♪
『…ｯ！』
動いた時に腕がオルゴールに当たったらしく、
落ち着いた音色が部屋に響き渡る。
「あぁ？何だこの音、あの部屋からか？」
「(Aさん何やってるんですか！)
う、宇髄さん！」
不審に思った宇髄さんが此方に向かって来ている様だ。
まずい…何か、何かないか…
『(！、これは…、………仕方ないよね)』
扉が開かれる前に自ら襖に手を掛ける。
「…っておぉ。
何だ、"隠"の奴か、何やってんだ」
私は隠の服を身に纏い、宇髄さんの目の前に立つ。
『色柱様からこの部屋に資料があると言われまして、それを探していたのです』
しのぶちゃんは瞬時に理解し、安堵の表情を浮かべている。
宇髄さんも普通に納得しているようだ。
この服は、
以前私が隠の方にお茶を零した時に預かって洗濯したのだが、返しそびれていたものだ。
それがこんな形で役に立つとは思わなかった。
『しかし此処にはそれらしきものはなかったので、他の所かもしれません。
では、私はこれで。
お二人ともおいつも務めご苦労様です』
そう言って二人に頭を下げ、部屋を出た。
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匿名 - 濃ゆいって方言ですか？ (2019年12月26日 23時) (
レス) id: e1da86b5ff (このIDを非表示/違反報告)
麗優(プロフ) - ほんとですよね笑 無敵だけどいい迷惑ですね。はい、よろしくお願いします！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 114271c2f5 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 猫まんまさん» あ、そうなんですか（笑）教えていただいてありがとうございます！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 麗優さん» 何で職場なんですかね、、ほんとあれは無敵スキルですよね、、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - 伊織さん» あっ。でも、そのグループ解散しちゃって…。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: a02a4587d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 | 作成日時：2019年12月4日 22時
