男好き87 ページ42
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Aside
呼び出しがあり、状況を聞いて、
炭治郎くんの事だとすぐに察した、
急いで来てみると、丁度不死川さんが箱に斬りかかろうとしている所だった。
思わず、手が出てしまったが、此れは非常に厄介な状況である。
柱同士で刀を交える行為__すなわち隊律違反を意味する。
まぁ元々以前見過ごしていた時点で犯していたのだが、
それとこれとは訳が違う。
大胆にも、柱全員の前で規則を破ったのだから。
ちらりと冨岡さんに目を遣る、
冨岡さんも、何処かで炭治郎くん達の事を知って居たのだろう。
そして、この二人の間にある深い絆を確信した、
その上で自らを顧みず隊律違反を…。
「…ｯ！」
此方を見て何やら言葉を発そうとしている炭治郎くんに、目配せをする。
すると彼は何かを感じ取り、口を閉じた。
『___と、不死川さん……押し返して来るの、止めてもらえませんか？
私、斬られてしまいますよー。
そうなれば今度は不死川さんが隊律違反です、それも重大な』
「あぁ？何言ってやがんだ」
そう言いながら、ふと彼はぶつかり合った刀に目を移す。
私の刀が、
峰が自分の方を、刃が私の方を向いている事に気づいたようだ。
「逆刃……ｯ！、
一体何がしてぇんだよ！！」
チッと舌打ちをして、刀を退ける。
『だから、言ってるじゃないですかー。
腕慣らしですよ。
いやぁ〜、速さも鈍ってない様で安心しました』
私の対応が更に彼の癪に触れ、怒りで体を震わせている。
「それに、その刀…ｯ」
何やら言おうとする様子をみせるが、それを最後まで口にする事はなかった。
私は不思議に思いながらも、
口を開けば事態が悪化すると考え、それには触れなかった。
もしかしたら…と思って逆刃で受け止めたが、
この程度で見過ごす程、彼等は甘くない。
かなり、無理があるのは明らかだ。
この苦し過ぎる言い逃れに、しのぶちゃんはどう対処すべきかと、
頭を抱えていた。
確かに此れは、私にとっては死活問題だ、
だが、今はそれ以上に優先すべき事がある。
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匿名 - 濃ゆいって方言ですか？ (2019年12月26日 23時) (
レス) id: e1da86b5ff (このIDを非表示/違反報告)
麗優(プロフ) - ほんとですよね笑 無敵だけどいい迷惑ですね。はい、よろしくお願いします！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 114271c2f5 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 猫まんまさん» あ、そうなんですか（笑）教えていただいてありがとうございます！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 麗優さん» 何で職場なんですかね、、ほんとあれは無敵スキルですよね、、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - 伊織さん» あっ。でも、そのグループ解散しちゃって…。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: a02a4587d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 | 作成日時：2019年12月4日 22時
