男好き77 ページ32
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Aside
今朝出ていた雲は何処かへ姿を隠した様で、
昼下がりの空はまっさらな快晴となっていた。
私がしのぶちゃんの所に治療を受けに来た時、
丁度蜜璃ちゃんと二人でお茶会をしていたらしく
しのぶちゃんから処置を受けた後、私も参加させてもらう事にした。
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「で、その時の伊黒さんがすっごく素敵だったんですよ〜!……って、Aさん聞いてますか?!」
『__あ、うん、聞いてるよー。いつも通り伊黒さんが蜜璃ちゃんを助けてくれたんでしょ?』
私は庭の方に向けていた視線を、なるべく自然に蜜璃ちゃんの方に戻しながらそう応える。
「う〜、合ってますけど…!
でも、Aさんさっきからチラチラ目線が動いてるじゃないですか〜!」
そう言いながら、プクッと頬を膨らませて拗ねたふりをする蜜璃ちゃん。
それに対し、ごめんねーちゃんと聞くから、と返す。
その様子を見て、ふふ、と笑いを溢したしのぶちゃんが口を挟む。
「もしかしてAさん、さっきから何度か庭を通っている少女が気になっているのですか?」
しのぶちゃん、気付いていたのか。
『…実はそうなんだよー。
見たことない子だなぁと思って、もしかしてあの子がしのぶちゃんの?』
あの頃は小さかったけれど
もうそろそろあの位の年になっている筈、
「お察しの通り、彼女が私の継ぐ子ですよ」
『あー、やっぱり、見ない間に大きくなったねー』
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中途半端ですけど次へ!
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匿名 - 濃ゆいって方言ですか? (2019年12月26日 23時) (レス) id: e1da86b5ff (このIDを非表示/違反報告)
麗優(プロフ) - ほんとですよね笑 無敵だけどいい迷惑ですね。はい、よろしくお願いします! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 114271c2f5 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 猫まんまさん» あ、そうなんですか(笑)教えていただいてありがとうございます! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 麗優さん» 何で職場なんですかね、、ほんとあれは無敵スキルですよね、、これからもよろしくお願いします! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - 伊織さん» あっ。でも、そのグループ解散しちゃって…。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: a02a4587d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 | 作成日時:2019年12月4日 22時