・ ページ43
.
案内されている時に自己紹介をされた。
このふたつ縛りの子はアオイと言うらしい。
病室へ案内されると誰かの声が聞こえてくる。
「五回!?五回飲むの?一日に!?
三ヶ月間飲み続けるのこの薬!?
これ飲んだら飯食えないよ
すげぇ苦いんだけどつらいんだけど!!
ていうか薬飲むだけで俺の腕と足治るわけ!?ほんと!?」
「静かにしてください〜」
「一回でも飲み損ねたらどうなるの!?ねぇ!」
「また騒いでるあの人…」
その声には、聞き覚えがあった
二人はその姿を見ると、驚愕した。
善逸の手足が、縮んでいたからだ
「善逸…!!」
「静かになさってください!!
説明は何度もしましたでしょう!!
いい加減にしないと縛りますからね!!
まったくもう…」
アオイが怒鳴ると、善逸は布団の中に包まる
隠が寝台へ近づいてくれたので二人は善逸に声をかける。
「善逸!」
「ギャーーー!!」
『大丈夫?山に入ったんだね!我妻さん』
「炭治郎……Aちゃん……」
そういうと善逸は隠の身体に抱きついて叫んだ
「うわぁぁぁぁ!!!炭治郎聞いてくれよーーーーっ!!!!
くさい蜘蛛に刺されるし毒ですごい痛かったんだよーーーっ!!!!
さっきからあの女の子にガミガミ怒られるし最悪だよー!!
Aちゃん頭撫でてくれよー!!!」
『_え、あうん__?ご、ごめんね、ちょっと動かすだけで痛いの__血は止まっているけど_』
「大丈夫善逸は強いよ、よく頑張った
蜘蛛と戦ったんだろう?ありがとう
ところで伊之助や村田さんは見なかった?」
代わりに炭治郎が頭を撫でる。
「ちょっと離れろよ…俺関係ない…」
そりゃあそうだ。善逸の鼻水が隠の服に付いている。
「村田さんって人は知らないけど伊之助なら隣にいるよ」
そう言われ横を見ると、たしかに伊之助は居た。
.
276人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月30日 22時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - 愛さん» コメント有難うございます!上手じゃないです〜〜〜私が色んな方から画力を貰いたいです、笑 (2019年10月28日 10時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 絵、上手、、、、、、画力分けてくださいよ! (2019年10月28日 8時) (レス) id: 53b6a0eef8 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - アイスさん» わ〜〜有難うございます! (2019年10月25日 20時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 夢主可愛いし、絵も上手い!(p^-^)p (2019年10月25日 19時) (レス) id: 617ca4b157 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:舞。 | 作成日時:2019年10月22日 8時