炭治郎の許嫁ちゃん。 弐 【鬼滅の刃】

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｢鬼舞辻はね炭治郎に追っ手を放っているんだよ

その理由は単なる口封じかもしれないが
私は初めて鬼舞辻が見せた尻尾を掴んで離したくない

恐らくは禰豆子にも鬼舞辻にとっても″予想外の何か″が起きているのだと思うんだ

わかってくれるかな？｣

沈黙が訪れる。


｢わかりませんお館様
人間ならば生かしておいてもいいが鬼は駄目です
承知できない｣




すると炭治郎を押さえつけていた不死川は立ち上がり刀を手に取って自分の腕を切る



「！？」


｢(え？え？何してるの何してるのお庭が汚れるじゃない……それにAちゃんにも少しついてるわ…)｣


｢お館様…！！証明しますよ俺が鬼という物の醜さを！！｣

｢オイ鬼！！飯の時間だぞ喰らいつけ！！｣





そして不死川は血を禰豆子の入っている木箱に垂らす


『＿＿＿！！』

｢不死川日なたでは駄目だ、日陰に行かねば鬼は出てこない｣


｢お館様失礼仕る｣


そう言って一瞬でお館様の後ろの日陰のある場所へ移動する。

そして禰豆子が入っている木箱に刀を向ける

二人はそう思い立ち上がる。





「禰豆子！！！！



やめろーーーーーーーーっ！！！！！」





二人が禰豆子の木箱に向かおうとすると背中に激痛が走る｡

木の上にいた伊黒が二人を押さえつける。

不死川は箱を何度も刺す。

「出て来い鬼ィィ！！お前の大好きな人間の血だァ！！！！」

箱から禰豆子が這い出てくる。

炭治郎が拘束から抜け出そうとしている。


Aは耐えられなくなり、叫んだ




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