百六十話 真実に ページ10
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「はぁー落ち着く」
数日後、探偵社一行はすっかり綺麗になった店内で寛いでいた。
店長の怪我も完治するそうで安心する。
ふと、組合の遺産は何だったのかと谷崎が聞くと太宰はそんなモノはないと返した。
「既に別の奴が回収している」
「そう云えば組合の残党って結局…」
扉がカランカランと音を立てて開く。
そこには、うずまきの制服を着た赤毛の少女が居た。
「あ、組合の」
敦に気づいたモンゴメリは顔を真っ赤にして手に持っていた出前用のカゴを投げつけた。
そんな光景を微笑ましく見る中、Aはそろそろ話さなければいけない。そんな覚悟を決めていた
乱歩は一人、そんなAの思いに気付いていて
「____はぁ__本当に面倒臭い子だなぁ__」
「乱歩さん?何か言ったかい?」
「いーや?なんにも〜」
食べていた甘味を口に放り込む。
甘いはずの甘味は、少し苦かった
数日後、探偵社で仕事をしていると敦の姿が見えなかった。
『__そういえば、中島さんは__』
「あぁ、乱歩さんの代理で事件に向かった」
聞けば、不自然な事故死の現場に向かったらしい。
『事件___行ってみたかった__』
ガックリと肩を落としていると、乱歩がぽんぽんと肩を叩いた
「今回の事件は彼がしなくちゃいけない。」
『__?』
敦もまた、別の場所で真実に向き合おうとしていて
Aはまた、気に病んだ
『___中島さんのが、終わったら』
自分も現実に向き合わないと_____
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夜狐 - とても面白いのですが、所々私の読んだ作品に類似しているのですが…違ったらすみません。でもとても面白いです! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 5c5bcab0c3 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます!続編もよろしくお願いします!まだまだ謎は残ってますのでぜひ楽しみに……!w (2019年12月23日 12時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 今回もめっちゃ面白かったです!これから謎が解き明かされるていくのが楽しみです!続編も頑張って下さい!! (2019年12月22日 18時) (レス) id: adc186f0a4 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - over the rainさん» ありがとうございます〜〜!!!!これからもよろしくお願い致します! (2019年11月29日 19時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 続編おめでとうございます!これからも楽しみに読ませていただきます! (2019年11月29日 18時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞。 | 作成日時:2019年11月29日 11時