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百六十七話 明るい笑顔 ページ17

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彼女は、いつでも心の底から笑っていた



「萩原Aちゃん、だったよね!初めまして!私は室生星(むろうほし)!宜しくね!」


私の財閥と同じく有名だった室生財閥の令嬢だったその子は、そう私に話しかけて来たのだ。

周りのクラスメイトはそんな態度の星に驚き乍も、止めようとした


でも、星はそれを静止して私を連れ出したのだ。


「__ここなら平気だね!__えっと__Aちゃんって呼んでもいい?」

ヘラヘラとした笑みを浮かべながら、星は手を握った

『……いいですよ』

偽りの笑顔で、星にそう言った。相手の機嫌を損ねさせるのはどんな状況において最悪なものだから。

「ふふっ!!やった〜!やっと喋れたよ!私ね!貴女とお話したかったの。でもいーっつも男子が周りにいるから___ね、お話しよう!」

『私と__ですか?』

「うん!Aちゃんと!」


それから、自分の好きな物などを色々と交換し合った。___というものの、星の一方的な会話だったが。


「Aちゃんの好きな物は〜?」


『__推理小説が好きですね』


「Aちゃんの好きなドラマ!」


『___ドラマ?あ、嗚呼すみません。テレビは殆ど見ないので_』


「そっかー……Aちゃんの家、凄いもんね。忙しいのか__」

残念そうに星は顔を俯かせるが、直ぐに顔を上げてこう告げた。


「じゃあ私が色々教えてあげる!お菓子や遊戯(ゲヱム)とか!」


その日から、彼女は私にいろいろ教えるために連れ出すようになった。



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夜狐 - とても面白いのですが、所々私の読んだ作品に類似しているのですが…違ったらすみません。でもとても面白いです! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 5c5bcab0c3 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます!続編もよろしくお願いします!まだまだ謎は残ってますのでぜひ楽しみに……!w (2019年12月23日 12時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 今回もめっちゃ面白かったです!これから謎が解き明かされるていくのが楽しみです!続編も頑張って下さい!! (2019年12月22日 18時) (レス) id: adc186f0a4 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - over the rainさん» ありがとうございます〜〜!!!!これからもよろしくお願い致します! (2019年11月29日 19時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 続編おめでとうございます!これからも楽しみに読ませていただきます! (2019年11月29日 18時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞。 | 作成日時:2019年11月29日 11時

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