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縁「疲れたッ……」
そう言って腕を伸ばす縁下
『お疲れ様、縁下レシーブ上手くなってたね』
そう言うと縁下は頬を赤くした
田「なんだコラ、やんのかコラ」
田中の威嚇する声が聞こえ、視線を田中たちに向ける
及「そんな邪険にしないでよ〜。挨拶に来ただけじゃ〜ん」
あ、イケメン正セッター。
及「ちっちゃい君、最後のワンタッチとブロード凄かったね!」
日「えっ!あっ、えっ、えへへ」
照れてる、可愛い……
及「今日は最後の数点しか戦えなかったけど、次は最初から全開でやろうね。あ、そうそう。サーブも磨いておくからね」
月「!」
どれだけサーブが強くても、どれだけ日向君達の速攻が凄くても、月島君の身長が高くても
レシーブが出来なければ話にならない
リベロもエースもいない烏野は攻撃力こそギリギリカバー出来ている程度の
不安定なチーム、これじゃ青葉城西どころか他校にすら勝てるか分からない
及「インハイ予選はもうすぐだ。ちゃんと生き残ってよ?俺はこの……クソ可愛い後輩を公式戦で同じセッターとして、正々堂々叩き潰したいんだからさ」
影「……」
後輩…
そうだ、北川第一の2年にベストセッター賞を取ってた
及川徹って、この人の事だったんだ
日「〜〜レっ、レシーブなら特訓するっ!!」
月「おい放せ!」
及「レシーブは一朝一夕で上達するもんじゃ、ないよ。キャプテン君は分かってる思うけどね。…!」
あ、また目合った。
及「君、さっきも目合ったよね。」
『は、はい』
まさか話しかけてくるのは思わず少し驚いた
目線は会うもののさっきの自信ありげな声と比べて少し弱々しい
及「名前は?連絡先、交換しない?」
え……いいんですか?(嬉)
『も、もち「ちょっと待ったァ!!」……。』
田「何うちのマネナンパしてんだコラァ!!」
及「えぇ、連絡先ぐらい良くない?」
田「良くねぇ!!」
大「田中、落ち着け」
もう、せっかくイケメン正セッターが話しかけてくれたのに…
田中のバカ。
『AAです、連絡先は…すみません。』
及「やっぱり…______________________」
『ッ……!!』
及「……俺、及川徹これ、連絡先ね」
そう言って及川さんはいつの間に用意したのか分からない連絡先の書かれた
メモを私に渡した
それよりも私は聞き逃さなかった
及川さんの言葉を
桜丘中のセッターだった子だよね______________________
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はくろー(プロフ) - (名前)さん» 1作でも、主様に読んでいただけて嬉しいです!こちらもこの作品を楽しく読ませて頂いております。 (2022年9月8日 23時) (レス) id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はくろーさん» 全て作品を見させていただいた訳では無いのですが梟谷のリベロのお話を読ませていただております。楽しく読ませていただいております。 (2022年9月8日 23時) (レス) id: 411e59a2ae (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - (名前)さん» およよ?我のこと知ってたんですか? (2022年9月8日 23時) (レス) id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はくろーさん» はくろー様の作品見させていただいております。とても面白い作品を書く方だと思っていたのでとても嬉しいです。貴重なご意見、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします(、._. )、 (2022年9月8日 23時) (レス) id: 411e59a2ae (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - 追加コメント 更新頑張ってください!陰ながら応援してます(*´ω`*) (2022年9月8日 23時) (レス) id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅーや | 作成日時:2022年7月16日 23時