【ハイキュー】顔だけなんです。

11 ページ12

・



清水 清子side




『今日からマネージャーになりました、AAです』


凛とした声に大きい目、艶やかな髪に綺麗な唇


清(綺麗……)



2年生の間でも噂になって子だ
凄く綺麗な子が1年生にいるって


大「えぇっと…仕事は……清水に教えて貰ってくれ………」



皆Aちゃんと目線を合わせられてない
私も何となく下を向いてしまう



『清水先輩ですよね？』


清「あ、うん…仕事教えるね」


『はい、よろしくお願いします』



清「Aちゃんは、バレー好き？」


何か話題をと思ってふった言葉
でも、Aちゃんの顔は少し険しくなった



『……嫌いじゃないですよ』




礼儀正しくて、素直で、でも…どこか儚げで
バレーが好きじゃないのかなって思った時もあったけど……


清(あぁ…なんだ……)

『ｯ……!!』



好きなんだ…バレー……



日｢うぅ....全然タイミングわかんねぇよ...｣

影｢お前反応速いんだから、もっとこうバッ！っと来いよ！グワッ！っと！！｣

日｢｢バッ！｣なのか｢グワッ！｣なのかどっちだ！！｣

田｢重要なのそこじゃねーよ！｣

あの二人のおかげかな、



清「Aちゃん」


『は、はい!!』




清「バレー、好き？」

『……嫌いじゃないです、』

そう言って俯くAちゃんは凄く可愛かった

12→←10

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す