キミと出会えた奇跡を。【川村壱馬】

約束 ページ13

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「Aちゃんの好きなタイプは？」



『…えーと、大人っぽくて余裕があって一緒に笑い合える人がいいです笑』




「そうなんだ〜。」




やっぱ余裕がある方がかっこよく見えるよな、




『でも、今は恋愛に蓋をしてるんです。』



「どうして？」



『それは、すいません。言えないです。』



「そっか…」




なんで恋愛にふた？されてたら困る…
これからどんどんアピールしていこうって思ってたのに、
俺と仲良くって、友達として？




Aちゃんはそのつもりでも
俺はそんなつもりない




俺はAちゃんと” 恋愛 ”がしたい
でもまだ初めてご飯行っただけだし、
もっと積極的に誘ってみるか。




「あのさ、次の休みっていつ？」




『…へ？あ、来週の土曜日です。』




「ちょっとまってて。」




『はい。』




少し席を外し、マネージャーに連絡をする。





「もしもし？お疲れ様です。あの来週の土曜日って俺、空いてますか？」




マ「うーん。午前中は仕事だけど、昼からなら空いてるはず。」




「了解です！ありがとうございます。」





昼からやけど、少しでも時間がある。
よかった。




急いで席へ戻り話を続けた




「ごめんね。待たせて」




『いえ、』




「来週の土曜日、空けておいてね。約束。」




『…約束？ 』




「そう。デートの約束。」




『…デート？って…え！？』





これからは積極的にいくよ。
恋愛に蓋してる余裕がないくらいに

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