99 ページ5
コンコン
A 「医院長〜まだお仕事ですかー？」
そう言って中に入ると
「ゔぅ、、、」
A 「医院長！？」
そう言って倒れてる医院長の元へ駆け寄る
天堂 「どうされました？」
そういって浬も駆け寄って来る
A 「大丈夫ですか？医院長、わかりますか？」
「大丈夫っ、、、そこにっ、、くすりがっ」
そう言って指の刺す方を見ると
モルヒネ？
緊急処置をして、横のベッドに寝かせることにした
しばらくすると目を覚まして
「あ、ん″んー、、、もう、大丈夫」
そう言って起き上がる医院長
天堂 「モルヒネですか？」
「多発性、骨髄一種。末期のね」
そういう医院長
なんで、治療しないんだろう、、
そう思った時
「もういいんや、妻はおらんし、子供たちも自立した。思い残すことは何にも」
A 「でも、諦めずになにか」
「諦めたわけじゃない。受け入れたんや」
そう言ってベットを立つ医院長
「天堂先生、Aさんはなんで医者をやってるんや？」
天堂 「患者の命を救うためです」
A 「わたしも、、です」
そういうとお茶を入れながら話す医院長
「この医院はね、あんたたちがいるような、大きい病院じゃないから、患者さんを治すことはできひん。そりゃ、ちょっとした風邪とか、そういう患者さんとかは元気なってくれる。わたしの仕事のほとんどは、死にゆく人を見守ることなんや。生きることを諦めるんじゃなくて、死を受け入れる。その人らしく死ねるサポートをする」
その人らしく、、
「とはいえ、こんな体やったら、いつまで続くかわからん。Aさん、働く場所があるんなら帰りなさい。」
A 「でも、」
「あなたが今学ぶべきところはここじゃない。天堂先生、あなたはAさんと一緒に、救ってください生きたがっては命を。」
天堂 「はい。」
「はい、どうぞどうぞ」
そう言って医院長が入れてくれたお茶を飲んで
家に帰った
母 「Aの部屋、そのままだから、そこで寝てくれる？」
そう言って入ると見事にシングルベット
母 「もう敷布団いいわよね、じゃぁっ、おやすみなさい」
えっ、いるよ、敷布団、、、
そんなことを思って話しかける
A 「なんか、ごめんね？笑」
天堂 「久々に会えて良かった。Aの家族と」
A 「こちらこそ、久々に会ってもらえて良かった」
ベットにもたれて仕事をしだす浬
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 469人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hn(プロフ) - まーさん» コメントありがとうございます。“気おつけて”と書いてしまうのが癖なのかもしれないです、、、すみません。動詞なので助詞が必要ですよね。ご指摘ありがとうございます。 (2020年4月25日 1時) (
レス) id: 8ddb770981 (このIDを非表示/違反報告)
まー - ちょくちょく、気をつけて。を、きおつけて。と書いていますね。とても気になるのでちゃんと書いてほしいです。 (2020年4月24日 6時) (レス) id: 410ca89f99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Hyu | 作成日時：2020年4月8日 4時
