こいつづ3

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ー空港ー

you side


暇だった私は、早めに空港に行って

ショッピングをしてから飛行機に乗るつもりで

2時間前に空港に着いた

先に荷物を預けようとカウンターに行った時


「あの、この飛行機、16時発のものなんですけれど。今お呼び出しさせていただいたAAさんでしょうか？」


A 「はい、そうですけど、、、え？16時？」


「ご案内いたします。こちらです、お急ぎください」


6時発だと思って来たのに

16時発の飛行機だったみたいで

これじゃ、浬に会えない

でも急ぐしかなくて、CAさんに言われた場所に

急いで向かっていた

すると後ろから声がして


「Aっ！！！」


振り向くと

息を切らした浬がこっちへ向かって来た


A 「浬っ、、、ごめん、、最後の最後に、こんな、、、」


天堂 「わかった。わかったから抱きしめさせろ」


そう言いながら引っ張って私のことを強く抱きしめる


天堂 「いいか、今からいうことをよく聞け。」


A 「うん」


天堂 「向こうではまず、患者さんには誠意を持って、不快な思いをさせない。自主的にどう動くか考える。失敗しても何日も何日もクヨクヨしない。」


A「うん、、、笑」


そう、いつものことを言う浬


天堂 「それと、、、」


まだあったっけ？


天堂 「戻ってきたら、俺と結婚しろ。」


えっ、、、


天堂 「返事は」


A 「うんっ、、、」


天堂 「すぐ泣くな。」


そう言ってポケットから指輪を出して

指にはめてくれる浬


A 「泣かない奴がどこにいるのよ笑浬、大好き。ありがとう」


そう言ってつけてくれた指輪を見せて笑う


天堂 「お前、向こうで絶対浮気するなよ」


そんなことするわけないじゃん。

そう思って浬のコートの襟を引っ張って


A 「アホなの？笑」


そう言いながらキスをする


天堂 「またすぐ泣く。俺のいないところで泣くなよ、絶対」


そう言って浬も少し泣きながら抱きしめてくれた

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