こいつづ 2

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杏里 「あっ！A先生！！」


そう言って手を振ってくれたので

杏里ちゃんに近づいていく


A 「杏里ちゃんー！うわぁ、美味しそう」


杏里ちゃんの前に並んだたくさんのフルーツやお菓子


A 「みんなでパーティーしてるの？」


「「「うん！」」」


そういうと周りにいる子供たちも

みんなで答えてくれる


仁志 「そうなんです。杏里ちゃん、オペ頑張れパーティー！！」


杏里 「無事に終わったら、オペおつかれパーティーもひらいねて！」


「うん！」


A 「そしたらまたみんなで美味しいもの食べられるね！」


杏里 「A先生も参加してね！天堂先生と」


そう言って笑う杏里ちゃん

オペを浬にしてもらうとしたら、終わったあとは

杏里ちゃんに会えないんだ、、、


A 「ありがとう」


そう言ってその場を後にした




ーオフィスー


オフィスに戻るとパソコンとにらめっこしてる浬

杏里ちゃんの記録か、、、

もう21時だけど、、


A 「浬、お疲れ様。」


そう言って声をかける


天堂 「ん、」


A 「明日、私も浬も日勤だからさ、終わった後少し遊びに行かない？」


そういうとうなずいてくれる浬

最後になるかな、なんて思いながら約束して

その日は先に帰った






ー次の日ー



A 「うわぁ、、、ボーリングなんて何年ぶりだろ、、、」


そう言いながら浬と2人できたのはボーリング場


天堂 「なんでボーリング」


A 「ほら、昔も来たなぁって思って！」


そういうと玉を持って投げ始める浬


A 「えっ、、、」


いきなりストライク？

自慢げにこっちを振り向く浬


A 「私も負けてらんない！」


そう言って投げるけどスペアで


天堂 「なかなかやるな」


そう言いながらその後も投げて

10投目まできて

浬がスペアを投げて点差は9点。


A 「うわぁぁぁぁぁぁ、難しいののこしちゃった、、、」


スペアを取れば逆転できるけど、運悪く

残ったピンは両端の2本難しいやつじゃん

そう思いながらボールをまつ


天堂 「お前の負けだろ」


後ろでそんなことを言ってる浬


A 「あのさ、、かけしない？」


天堂 「なにを？」


A 「あれ取ったらさ、これからもずっと一緒にいて？笑」


天堂 「ふっ、、、スペア取れたらな」


きっとそれは浬なりの照れ隠しで

私なりのけじめ。

そう言われて出てきたボールを持って投げる

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