こいつづ

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ー当日ー


物品確認したよね？オッケー、じゃぁ行こうかな、

そう思ってバックを持って

オフィスから出た




ー外ー


A 「浬ーーーおはよ。今日はよろしくね、」


浬とどこか行くなんて久々。


天堂 「なんでそんなニヤニヤしてんだ？」


あっ、えっ？

顔に出てた？だめだ、今日は鶴岡さんの外出支援、

集中しなくちゃ


A 「あっ、ごめんっ、なんでもない」




ー車ー


私が後ろに座って

真ん中の席に鶴岡さんと浬が座ることになった

出発してしばらく経った頃


鶴岡 「っ、、、、はぁっ、はぁ、、、」


鶴岡さんが胸を押さえて少し苦しそうにした


天堂 「ちょっと失礼しますね、」


そう言って浬が呼吸状態を確認した


天堂 「A酸素流しとこう。」


A 「了解。」




そうしてる間に車は会場について

鶴岡さんを車椅子に乗せて

中に入った。



A 「鶴岡さん。つきましたよ？」


天堂 「体に負担がかかるのであまり長くはいられません。」


そう浬が言うとうなずく鶴岡さん。


A 「さぁ、行きましょうか。」


そう言って車椅子を押し進めた


先には野外の会場が広がってて


鶴岡 「、、、エリ、、」


そう言って呟いた鶴岡さんの先には綺麗な花嫁姿の

娘さんがいた。


A 「お綺麗ですね。」


娘さんがこっちを向いて、鶴岡さんに気がつくと

鶴岡さんは娘さんに向かって手を振った。


娘 「お父さん、、、？」


父 「ほら、行ってきてあげな」


そう言われてこっちへこようとする娘さんに

前へ進もうとする鶴岡さん。


鶴岡 「エリ、、、」


そう言葉につまる鶴岡さんと娘さんを前に

浬が話し始めた


天堂 「日浦総合病院医師の天堂です。今のお母様の状況を考えると、あと10分ほどしか許可できません」


そう言われると驚いた顔をする娘さん


娘 「えっ、、、？」


天堂 「この10分のために、お母様はいらっしゃいました。」


浬がそういうともう一度鶴岡さんが声をかけた


鶴岡 「エリ、、、おめでとうっ、、」


そう言われて抱きつきに近づいてきた娘さんに

鶴岡さんは立って娘さんを抱きしめた


娘 「来てくれてっ、、、ありがとう、お母さんっ」


そう言って泣きながら抱き合う2人


娘 「旦那さんっ、紹介するね」


そう言われ娘さんのもとへ向かった鶴岡

その後、帰りもなにも異常なく

無事、病院に着いた。

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