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you side
2010年 冬
私たちが研修医になって少したった
私と浬、晃一3人の夜勤がちょうどかぶった夜
A 「浬!晃一!雪が降ってる‼」
天堂 「本当だ、、、」
A 「すごい降ってるよ!?うわー積もったら明日の朝、患者さんに教えてあげよ〜」
来生 「まて、これだけ降って交通機関止まらないか?」
A「えっ、、、わぁ、、明日の朝大丈夫かなぁ、、、」
何十年かに一度の大雪が降った
次の日の朝は電車もバスも止まってしまって
A 「浬!晃一!これじゃ誰も来れない、」
明け方外を見た時にはすごい雪が積もってて
ニュースを見ると交通機関も止まってるとのことだった。
焦りながらも準備をするために
3人で廊下を歩いてた時
みのり 「はぁっ、お待たせっ‼」
声のする方に私と浬、晃一が振り向くと
雪まみれのみのりがいた
A 「みのり!?」
天堂 「きたの、?この雪の中?」
みのり 「きたのって、、、あのねぇ、3人大変だと思ったからこうして雪かき分けてきたの」
来生 「家、遠くなかったっけ?」
A 「あっ、本当だ」
みのり 「大丈夫!私、冬好きだから!」
A 「そんな理由?笑」
みのり 「なんか文句あるの〜?笑あっ、ちょっと着替えてくる!」
A 「あっ!私も行くーーー!!!」
[来生sied]
そう言って走って更衣室に向かったみのりとA
みのりが走ると床中に雪が落ちていった
来生 「あぁー、あーーー、、、拭いとかないと」
天堂 「(笑)」
強くて、まっすぐでいつも前を向いているみのり
少し不器用だけど誰よりもみんなのことを理解してる天堂
そして明るくてみんなのことを笑顔にできるA
そんな同期と4人で循環器内科研修医をやって本当に楽しくてやりがいを感じている。
少しこうやって大変なこともあるけど。
ある日研修医になってずっとAと天堂が見てきた患者さんが懸命な措置の末、亡くなられた。
みのり 「泣かないでAほら、何浬も晃一もくよくよしてるの。」
それを間近で見てどうしても悔しくて泣いてしまった
僕たちに
まだ医者になりきれなかった
天堂に、Aに、僕に
みのり 「私たちは立ち止まってる暇はないの」
泣いてるAを慰めるように
みのり 「ひとつひとつ乗り越えて次こそ助けよ。」
そう言って4人で泣きながら話した。
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游 - こんにちは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 3のここの部分 そのには笑ってるみのりと晃一がいて これ正しくはそこにはではないんでしょうか? (2022年10月22日 15時) (レス) @page3 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
しおりんご(プロフ) - 22と23の巣鴨さんのとこが田澤さんになってます(^_^;)あと、澤ではなく沢かと…。 (2022年9月7日 1時) (レス) @page23 id: da7d8c2fe4 (このIDを非表示/違反報告)
hn(プロフ) - 哀羅さん» コメントありがとうございます。調べるとどちらも薬としてはあるそうです。作品の中で小石川先生が言ってた言葉を使わせていただいたのですが、小石川先生はワルファリンといってるようでした。良ければ3話の28:30あたりご覧ください! (2020年5月8日 2時) (レス) id: 8ddb770981 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅 - 一つお聞きしたいんですが、ワルファリンではなくワーファリンではないでしょうか? (2020年5月1日 7時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
hn(プロフ) - Chiroruさん» コメントありがとうございます!ごめんなさい非公開にしたままでした、きずいてなくて、教えていただきありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2020年3月27日 15時) (レス) id: 8ddb770981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hyu | 作成日時:2020年3月21日 18時