30、雲の対決 ページ31
ゴーラ・モスカは勝負が始まって早々、雲雀恭弥に瞬殺された
雲雀「さあ、おりておいでよ。そこの座ってる君。
猿山のボス猿をかみ殺さないと、帰れないな」
レヴィ「なぬ！」
ベル「なぬじゃねーよタコ。それ以前にこの争奪戦、俺らの負け越しじゃん」
ボスは不敵に笑った後、フィールドへ飛び下りた
そして、雲雀恭弥のトンファーと蹴りを交えた
ザン「足が滑った」
雲雀「だろうね」
ザン「嘘じゃねぇ」
センサーが反応して、地雷が爆発する。
ザン「そのガラクタを回収しにきただけだ。俺達の負けだ」
雲雀「ふうん、そういう顔には･･･見えないよ」
ボスは雲雀恭弥を挑発し、彼からの攻撃を避け続ける
ザン「チェルベッロ、この一部始終を忘れんな。オレは攻撃をしてねえとな」
雲雀恭弥の足を、レーザーが掠めた。そして、続けてミサイルもとんでくる
ザン「なんてこった。俺は回収しようとしたが、向こうの雲の守護者に阻まれた為･･･
モスカの制御がきかなくなっちまった」
暴走したモスカ
沢田綱吉がかけつけてモスカを破壊した
壊れたモスカから出てきたのはボンゴレ九代目だった
リボ「九代目は･･･ゴーラ・モスカの動力源にされてたみてーだな」
ツ「ど、どーして！？」
ザン「どーしてじゃねーだろ！てめーが９代目を手にかけたんだぞ」
綱吉「お･･･俺が･･･」
ザン「誰だ？じじぃを容赦なくぶん殴ったのは」
ボスの言葉に、激しく動揺する沢田
九「違う･･･悪いのは、私だ･･･」
綱吉「きゅ･･･九代目！」
９代目は沢田に何かを伝えた後、力尽きた
綱吉「そんな･･･待ってください･･･！九代目―！」
ザン「よくも九代目を！九代目へのこの卑劣な仕打ちは、実子であるザンザスへの･･･
そして崇高なるボンゴレの精神に対する挑戦と受け取った！」
綱吉「な！？」
ザン「しらばっくれんな！九代目の胸の焼き傷が動かぬ証拠だ！
ボス殺しの前にはリング争奪戦など無意味！俺はボスである我が父の為、
そしてボンゴレの未来のために･･･貴様を殺し、仇を討つ！」
綱吉「･･･ザンザス、そのリングは返してもらう･･･お前に九代目の跡は継がせない！」
この九代目の弔い合戦は、大空のリング戦と位置づけられた
僕は、ボスがどんな過去を背負っていたとしても･･･構わない
ボスの為に、そして･･･自分の為、ベル様の為に戦うだけ
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作者名：清水 翔 【しみずしょう】 | 作者ホームページ：http
作成日時：2016年6月26日 22時
