21、勝敗 ページ22
べル「うしししし! あぁあ〜っ流しちゃったよ 王族の血を〜!」
獄寺「(なんだ此奴・・・?)」
マモ「自分の血を見てから始まるのさ
プリンス・ザ・リッパーの本領は」
べル「あはあぁ〜ドクドクが止まんないよぉ!」
スク「あいつの奇行 相変わらず理解できねーぜ」
マモ「知らないのかい? ベルが自分の血を見て興奮するのは
その血に血を分けた兄の姿を見るから。
彼は幼少の頃双子の兄をめった刺しにして殺したらしい。
その時の事を『ゴキブリと間違えた』と言っていたよ。
そしてその時最高の快感をを得ることができたとも・・・
ベルが暗殺部隊ヴァリアーに入隊したのは殺しの興奮を忘れられなかったから。
あの表情、無邪気でむきだしの残虐性がよみがえってくる」
獄寺「(よくわからねーが 一気に行くしかねーぜ!)ロケットボム!!」
べル「あ〜?」
ベルフェゴールはよける様子がない。
べル「ししっ あ゛はあ!!」
ベルフェゴールはボムの中に飛び込んでいく。
貴方「・・・どうか、御無事で・・・!」
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獄寺「往生際が悪いぞ!」
べル「リング!」
チェ「間もなく、約束の時間です」
時限爆弾が爆発し始める。
リボ「ツナ どーすんだ?」
綱吉「どーするって・・・」
シャ「やむおえん・・・リングを敵にわたして引きあげろ隼人!」
獄寺「ふざけんな! オレが負けてみろ!一勝四敗じゃこっちがもっと不利になんだろっ!
ここは死んでも引き下がれねぇ!」
綱吉「何のために戦ってると思ってるんだよ!」
綱吉の声が響き渡る
獄寺「!」
綱吉「またみんなで雪合戦するんだ! 花火見るんだ!だから戦うんだ!だから強くなるんだ!
みんなで笑いたいのに・・・君が死んだら意味がないじゃないか!」
獄寺「10代目・・・」
爆発が激しくなる。
綱吉「う・・・うそ・・・そんなことって・・・なんで・・・」
リボ「あそこみろ」
そこには獄寺の姿が
獄寺「すいません・・・10代目・・・リングとられるってのに・・・
花火見たさに戻って来ちまいました・・・」
べル「ししし リング・・・アイムウィナー!」
貴方「・・・良かった・・・」
スク「うおっ・・・!」
マモ「大丈夫かい?」
貴方「・・・安心しただけです・・・」
ザン「ベルを連れて帰れ。A」
貴方「・・・はい!」
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作者名:清水 翔 【しみずしょう】 | 作者ホームページ:http
作成日時:2016年6月26日 22時