３、実力 ページ3
磯貝side
烏間「では、いつも通り練習をしてくれ。転校生の二人は前に」
烏間先生がそう言うと、二人は前に出る。
貴方「このナイフを当てたら勝ち…ですか」
ベル「楽勝じゃん。早く終わらそうぜ」
貴方「御意」
烏間「では、始めるぞ」
ベル「王子の俺が負けるわけねーし」
貴方「全力でサポート致します。背中はお守りします」
執事と主みたいだな。
烏間先生と目が合った。
よし…
磯貝「始め！」
一条がナイフを投げ、ベルが背後に回ると同時に勝負がついた。
烏間先生の喉元とこめかみに一条のナイフと銃が…
項にベルの持つナイフが当たっていた。
烏間「凄いな」
貴方「ありがとうございます」
ベル「ナイス、姫」
貴方「ありがとうございます」
前原「すげーな！烏間先生に一回目でナイフ当てたの、ベルと(人1)が初めてだぜ！」
貴方「そうなんですか？嬉しいです」
杉野「ベルと一条ってどんな関係なんだ？」
杉野が皆、気になっていたことを聞いた。
貴方「どんな関係って…」
ベル「見て分かんない？」
「「主従関係」」
…だと思った。
ベル「次の時間なんなの」
貴方「僕は知りません」
磯貝「何時もなら数学だけど、今日はどうだろうな」
貴方「数学…」
矢田「質問タイムとか欲しいよね！」
貴方「質問タイム？」
茅野「質問タイム知らなかったりする？」
貴方「何をする時間なんですか？」
渚「色んな事を質問しても良い時間の事だよ」
貴方「そうなんですか…」
そう言えば、ベルの一条の呼び方が皆と違うな。
一条と言う名前は本当は偽名なのでは無いか。
そう思えてならない。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：清水 翔 【しみずしょう】 | 作者ホームページ：http
作成日時：2016年6月26日 22時
