検索窓
今日:2 hit、昨日:16 hit、合計:31,955 hit

18、雪の勝敗 ページ18

綱吉side

貴方「君の相手すんの飽きちゃった。此処で消えな」

碓氷君は服が真っ赤に染まってて、Aも随分と出血している。

殺気を増幅させ、雪で作った小刀を碓氷君の腕に『ピタリ』とつけるA。

和希「っ!」
貴方「よく、あんな事言えたな。可愛がってやる、だっけ?
俺が可愛がったのと同じじゃん。ああ、怯える顔だけは最高に良いですねぇ…
…強かったら、もう少し遊べましたね?」
和希「い、命だけは…っ…!」
貴方「聞こえないよーっと!」

『ザクッ』と裂ける音と共に碓氷君が地面に膝を付く。

貴方「これで良いの?チェルベッロさん」
チェ「はい、構いません。では、勝負の結果を発表します。今回の守護者対決は
A・フェ―スターの勝利。雪のリングはヴァリアー側の者となります」
貴方「当然ですよね。あの、これ…どうしたら良いですか?
処分するなら、もうちょっと楽しんでも良いですよね?」
チェ「…どうぞ」
貴方「おっしゃ!」

昨日とは違い、笑顔で碓氷君の上に乗り…狂った様な攻撃を繰り返す。

見ていて、辛い。

綱吉「や、やめろっ!」

俺は何時の間にか声に出していた。

貴方「え、邪魔しちゃうんですか?ザンザス様に悪いので、貴方には手出ししませんが…
邪魔は止めてくれませんか?今、イラついてんだよ」
綱吉「ひっ…!」
貴方「萎えちゃいました。やっぱりやめます。処理、頼んで良いですか」
チェ「ええ。次の対戦は嵐の守護者です」
貴方「…あの、沢田さん。此処まで来てくれたのは良いのですが、如何下りるんです?」

どうしよう!忘れてたぁぁっ!!

貴方「下ろしてあげましょうか?」
綱吉「お、お願いします…」
貴方「騒いだら容赦なく、倒します」
綱吉「は、はい」

その瞬間、Aが俺を担いで屋上から飛び降りた。←

えええっ!?

貴方「すみません。着地場所、ずれました」←
綱吉「!?」
貴方「っと…さようなら、沢田さん」
綱吉「う、うん。あの、ありがとう!」
貴方「え、あ、はい…」




19、怪我→←17、雷の勝敗



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:清水 翔 【しみずしょう】 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年6月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。