夜 2 ページ16
私「あ!ほら!タカシくん出たからコーイチくんお風呂入ってきたら?」
コーイチ「せやな。ほな入ってくるわ。」
私「うん。いってらっしゃい」
ふぅ。あのままだったら絶対怪しまれる。ってゆうかもう怪しまれてるよね...
コーイチくんが不意にキスなんてするから余計に意識してしまう。コーイチくんはなんともない感じでお風呂に入っていったけど私だったらそんなことできない。現に今こうして意識してしまって心臓がドキドキしている。
タカシ「なぁ?なんかあったん?めっちゃ顔赤いで?」
私「え?い、いや特に何もな、ないよ?」
タカシ「ほんまに?大丈夫?」
私「うん!本当に大丈夫!何もないよ!」
タカシ「それならよかったわ。」
私「心配かけちゃってごめんね」
タカシ「ぜんぜん!そういえば駅で待ち合わせした時にコーイチから君のことは少しだけ聞いたんやけど、俺も君のこと知りたいな」
私「あ、そういえば言ってたね。」
タカシ「せやねん。」
あまり自分のことを話すタイプではないから何を話せばいいのか少し悩んだけど私は自分の年と学年と趣味や学校のこと、兄弟のことを話した。
タカシ「へぇ!そうなんや!年はあんまり変わらないやん」
私「そうだね!なんかお兄ちゃんができたみたい!」
タカシ「せやね!俺も妹ができたみたいで嬉しいわ!」
そんな事を話しているとコーイチくんがお風呂から出てきた。
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千夏 - このお話めっちゃ好きです 更新 楽しみにしてます (2014年10月6日 18時) (レス) id: a303f4169c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥香 | 作成日時:2014年9月7日 23時