手作りのご飯 ページ13
私はキッチンへ戻るとリビングでタカシくんとコーイチくんがテレビを見ていた。なにやら楽しそうに2人で笑っていた。
私「さーて。ご飯作るねー」
コーイチ・タカシ『はーい!』
私は買ってきた材料をエコバッグから取り出し野菜を洗った。
ちなみにオムライスと付け合わせを何品か作るつもりだ。
付け合わせはコンソメスープとサラダというなんとも平凡な夕食である。
オムライスの材料は普段自分で作るときと同じものを買った。
私は材料を全て洗い切り終えたところで丁度ご飯が炊けた。
私「わー。タイミングいいねwww」
コーイチ「せやなwww」
そんな事を会話しながら着々とオムライスを作っていく。
チキンライスを作ろうと熱したフライパンに油を敷いた時まだ少し水が残っていたのかパチっと跳ねてしまった、その跳ねた油が私の頬に当たった
私「いたっ!!!」
コーイチ「大丈夫か?!」
私「うん。油が跳ねただけ...」
コーイチ「ほんま気ぃ付けてなー?もー。心配やん。」
私「ごめんね、気をつける。心配してくれてありがとう」
コーイチ「ドジっ子やんなwww」
私「違うよwww」
コーイチ「あ、俺洗い物しとくなー?」
私「ありがとう!」
コーイチ「そのくらい俺にもやらせてぇや。手伝うで」
私「ありがとう。お願いするね」
コーイチくんが自分を心配してくれた。すっごく嬉しい。でも、あんまり迷惑かけちゃダメだよね。よし、頑張らなくちゃ!
そうして私はチキンライス作りに戻った。
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千夏 - このお話めっちゃ好きです 更新 楽しみにしてます (2014年10月6日 18時) (レス) id: a303f4169c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥香 | 作成日時:2014年9月7日 23時