溺れて (ページ4)

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咲「まっ、行こ行こ」

『仕方ないなあ』

そうして中に入る

咲「あ！ノエルさん！」

咲希の目線の先にいたのは

金髪のすらっとしたお兄さん

鼻が高くて美形だ

川「あ、咲希ちゃん今日も？案内するね」

咲「ありがとうございます」

席に案内される

『ん？あれが咲希の？』

咲「違う違う！あれは川島如恵留さん、このお店のオーナーだよ」

『なるほどね』

川「咲希ちゃんはしめだね？隣の子はどうする？」

『えっ、あ～』

いわゆる男本というのを見せられた

咲「ノエルさん！また呼びますね」

川「わかったよ、ゆっくりでいいからね」

そう言うとノエルさんは行ってしまった

咲「どうすんの？A」

『どうしよ、』

こんなに人いるもんなんだなあ

パラパラとめくっても

次から次に男が出てくる

『あ』

茶髪で目がくりくりしてる

『なんかこの人ワンコみたいだね』

咲「あ～中村海人くん！指名したことないなあ、しめちゃんだけだからなあ、どうした？気に入った？」

『いやそういうわけじゃないけど、とりあえず中村海人くん、でいいかな』

咲「はいよ～」

こんなに溺れてしまうとは