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さすがにちょっと難しかったかな？と思って別の隠れ場所を探そうと、部屋から出ようとする。
がしかし、ドアを押しても引いても開かない。頬に冷や汗が垂れる。閉じ込められた？
岩本「A！俺だよ！ここにいる！」
パニックになってしまって、ドアを叩きながらAの名前を呼ぶ。
みんなの声は俺には聞こえているのに、俺の声は届いていないようだ。
「ちくしょう...」
まるで、別次元に飛ばされてしまったかのような不思議な気分だった。
もう見つけてもらえないかもしれない。と弱気になった時だった。
『あー！ひーくん！みーっけた！！！やっと見つけたよー！！！隠れるの上手いね！』
Aの声が聞こえ、薄暗い部屋に光が射す。
「もう、見つけてもらえないかと思った... なんか長い旅に行ってた気分...」
思わずAを抱きしめて、肩に頭を乗せ、項垂れる。
『何言ってんの！世界中どこへ行ってても見つけ出すに決まってんじゃん！』
本当にコイツは頼もしいな。
お前らのこと守るって言ったけど、守られているのは実は俺の方なのかもしれない。
『おかえり、ひーくん！待ってたよ！』
まだまだ始まったばかり。茨の道になるかもしれない。
けれども、これからも10人で歩んで行こう。
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みみか(プロフ) - 暖さん» コメント及びご指摘いただきまして、誠にありがとうございます。すぐに改善させていただきます。 (2021年1月10日 22時) (
レス) id: 3382561fd4 (このIDを非表示/違反報告)
暖 - 同じ話があります。食べ物に前向きともう一個のおはなしです。 (2021年1月10日 21時) (レス) id: 89e8900637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみか | 作成日時：2020年11月17日 6時
