第25話 ページ27
蒼side
蒼「そんな、泣きそうな顔すんなよハァハァ」
かなめ「でも!ヒーリング!ヒーリング!何で!何で効かないの!」
かなめ姉さんの目から沢山の雫が落ちる
この騒ぎを聞きつけてか甲板にはこの船の船員達が集まっていた、勿論あの白ひげもいた
親父「何の騒ぎだこりゃぁ」
イゾウ「親父!」
ベリア「はぁ、白ひげまで出てきたか、ここは少々分が悪いな、蒼君がもし、生き延びていたのならまた来るよ、かなめも待ってるといい」ニヤリ
ベリアはそう言い放って船を飛び降りて空を飛んで言った
あーてか、俺今かなりヤバいんだった。
だんだん俺の意識は朦朧としていき視界もボヤけてきた
あぁもう、死ぬんだ、俺はそう思い最後に一言だけかなめ姉さんに
蒼「かなめ、ありがとうな」ニコ
俺はそれだけを言って目を瞑った
かなめside
かなめ「蒼!蒼!目を開けてよ!」
マルコ「ナース隊を呼べ!すぐに医務室に運べ!」
サッチ「ナース隊呼んできたぜ!」
ナース長「酷い出血量!すぐに手当できるように準備しといて!これに乗せて!治療室へ運は!」
蒼が担架に乗せられて治療室へと運ばれた
何時間立ったんだろう蒼が運ばれてから私はずっとうあの空
サッチ「かなめ、どうした?」
かなめ「サッチ、蒼のことが気になってね」
サッチ「彼奴、操られてたんだってな」
かなめ「うん、小さい頃にね私達の家に彼奴が来たの、いきなり襲ってきてそこに蒼が帰ってきて私は助かった、けど蒼はずっと苦しんでたんだ、誰にも聞こえない悲鳴を上げてたんだ、そう思うと自分が情けない」
サッチ「そんな事ねぇだろ、彼奴、蒼にとっちゃぁ大切なもんを守りたかったんだろ、だからそうしたんじゃねぇの?今回だって、蒼のお陰でかなめを連れてかれずに済んだしな!」
かなめ「ふっ、アハハ!サッチありがとう!サッチも、たまにはいい事ゆうね!」
サッチ「たまには余計だっての!」
そっか、私がうじうじしてたら、私を何度も守ってくれた蒼に失礼だもんね
蒼が目覚めることを信じて今は待とう
20人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
momo(プロフ) - コメントもらえてとっても嬉しいです(o≧▽≦)ノ更新の方も頑張って行きます!! (2018年3月28日 19時) (レス) id: 7cb86de119 (このIDを非表示/違反報告)
パーカー少年(プロフ) - とっても、面白いです更新頑張ってください(*´ω`*) (2018年3月28日 19時) (レス) id: 6050e18a90 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:momo | 作成日時:2018年3月27日 19時