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第21話 ページ23

ねぇ、君はこの話を知ってるかい?

少女の...かなめの知らないもう1つの物語


少年の苦痛の物語


少年の名前は蒼、彼の両親は離婚して父親の方に引き取られた、彼の父親は蒼が10歳の時に再婚した

新しい母には自分と同じくらいの女の子がいた

いつも一緒に遊んだ、彼は少しずつ少女に惹かれていき恋に落ちた

でも、それが悲劇の始まり

あれは、嵐の日、雷が鳴り響いてる時のこと

少女は部屋にいて、少年は少女に頼まれたお菓子を買いに出かけた、

少女も着いてこようとしたが、少年が 「外は雷がなってて危ない」そう言い止め自分1人で家を出た

必要なものを買って少年は家への道を歩く

もうすぐで家だと言うところで黒ずくめの男に話しかけられた

その男はこう言った

「この少女が大切なんだろう?なら、君の身体をくれ」

男は訳の分からないことを言った、勿論少年は断った、だが

「ならば、この少女の魂私が食べてしまおう」

少年は何を言っているのかサッパリ分からなかった

その時は特に気にも止めてないなかった少年

だが家に着き、少女の部屋に向かった少年は言葉を失った

さっき出会った黒ずくめの男がそこにはいた

少女は目を閉じ床に倒れていた、男の手には何か青い炎のような物があった

「おやぁどうしたのかね?少年」

蒼「かなめ姉さんに何をした」

「さっき言ったであろう、魂を食らうとな」

蒼「!!今すぐにかなめを元に戻せ」

「なら、お前が私のものになれ」

蒼「条件付きでだ、今後かなめの魂に触れるな、」

「よかろう、魂には触れんよ」

男はそう言い少女に、魂を戻し少年に、乗り移った


そこから少年は身体の自由が効かなくなり、暗闇の中ただ何も出来ない自分の無力さに苛立ち、死のうとしても死ねない、自分の大好きな人を自分の手で痛めつけている、自分の意思出ないにしろ少女の目には自分がやったようにしか見えないだろう

少年は泣き叫んだ、誰にも聞こえぬ悲鳴を上げた

何年経っただろう、大人が来た、少年は警察に捕まり少年に乗り移っていた男は少年から離れた

少年は身体の自由が戻った、だがもう自分が生きるのが辛くなった、最愛の人を傷つけて、トラウマを植え付けて、自分で自分が許せなかった

少年は刑務所の中で命をたった



これがもう1つのお話

彼もまたこの世に転生してしまった、かなめのように

同じように男も彼を追ってこの世に紛れ込んだ

少年はまたしても身体を乗っ取られ今もなお暗闇の中もがき苦しんでいる...

第22話蒼side→←第20話



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momo(プロフ) - コメントもらえてとっても嬉しいです(o≧▽≦)ノ更新の方も頑張って行きます!! (2018年3月28日 19時) (レス) id: 7cb86de119 (このIDを非表示/違反報告)
パーカー少年(プロフ) - とっても、面白いです更新頑張ってください(*´ω`*) (2018年3月28日 19時) (レス) id: 6050e18a90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:momo | 作成日時:2018年3月27日 19時

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