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「A、どうしたの？」
「へへ、
ちょっと親と喧嘩しちゃってさ。」
「また門限破って怒られたの〜？」
保冷剤を瞼にあてながら、
紫耀と一緒に遅刻ギリギリで学校に着けば
まだ完全に腫れの引いてない私の目を見て
クラスメイトの友達が心配そうに駆け寄ってくれた。
「紫耀くんと一緒に登校するの珍しいね！」
「今日はたまたま時間が合ったから」
「そっか、前まではよく2人で登校してたけど
廉くんと付き合うようになってから
紫耀くんも気つかうようになったもんね」
「·····そうだね。笑」
苦笑いする私を不思議そうに見つめる友人、
“ 廉くんとなんかあった？ ” そう聞かれるのが怖くて
話を逸らそうとすれば
_____ キーンコーンカーンコーン
タイミング良く鳴ったチャイムに救われた。
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今日もいつも通り、廉くんは
涼しい顔して先生の話を真面目に聞いて
授業を受けているのだろうか
私は授業が始まっても、
廉くんのことばかり考えちゃうよ
廉くんも私の事を思い浮かべてくれてるかな
どんな理由があって、
私に別れようって言ったの？
素直にそう聞けば、
廉くんは簡単に教えてくれるだろうか
続く (更新停止中)
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作者名：レイラ | 作成日時：2019年11月7日 21時
