玉狛支部のフリーター

フリーターボロ負けする ページ27

『あー！！だから太刀川さんとやりたくないんです！私1本しか取れないの何！？10本中1本って！！』




おかしくない？同じA級なのに、この差って何？ホント！！

ムカつく！！




｢あーあー騒ぐな騒ぐな鼓膜が割れる｣


『割れていいんじゃないですかね』





頭でのシュミレートは出来てるけど、やっぱり身体がついてかないな。



『あーあー、疲れた。太刀川さん私午後ティーでいいですよ』


｢お前…今俺に負けたよな？普通逆だろ｣





ポイントかっさらっといて何言ってるんだろうかね、分からないね。




『私ポイント抉られて心が痛いデース』


｢ちっ、わかったよ｣





そんな時、後ろから騒がしい声がした。





｢あー！！Aちゃんだー！！Aちゃん！俺ともランク戦やろーよー！！｣


『んー、明日にしよう明日！太刀川さんに酷いことされてちょっと立ち直れないの』





辺りがザワついた。



｢お前言い方な、マジな顔してんじゃねぇ｣



｢太刀川さん見損なったよ！！Aちゃんに何したのさあ！！｣




も〜、味方してくれる駿くん可愛いねぇ…お？向こうに見えるのは…？




『おーい！藍ちゃん！久しぶり〜』


｢林さん、お久しぶりです！｣




テレテレしながらこっち来るの可愛いじゃん…。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


｢お前なんなの？キラーなの？｣



『え？何言ってるんですか太刀川さん』





｢(後輩に好かれすぎだろこいつ)｣

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