フリーター買い物に行く ページ3
「え!Aさんが買い物行くの!?今日はあたしの当番よ??」
「まあAさんのご飯美味しいですから俺は良いですけど」
ちょっと、あたしのは!?とホットケーキを頬張りながら桐絵ちゃんと京介くんが話し出す。
『ほら喧嘩しない、皆は毎日学校がある上に任務でしょ?私もバイトしてるとはいえ週3だし何より今は任務ないからさ』
「確かにそれは私たちの負担減るけどAさんだって疲れるんじゃない?」
自分の食べ終わったお皿を片付けながら栞ちゃんもこちらを振り向く。
『良いからさ、ほら。私がバイトの時だけ今まで通りやってよ』
まあそれでいいなら良いかと、普段の家事を私がやる事に決まり皆を見送る。
『行ってらっしゃい、みんな気を付けてね』
「何かあったらあたしに1番に連絡してよね!!すっ飛んでくんだから!!」
『京介くん、ちゃんと授業受けておいでね』
「はい」
ねえ、あたしは!?あたしには!?と叫ぶ桐絵ちゃんを引っ張って3人は学校へ。
陽太郎くんは雷神丸に乗ってお見送り。
『私たちもお買い物の準備しようね、お着替えしよう』
「うむ、今日はトラの気分だ」
『お、かっこいいね〜』
他愛もない話をしながら建物の中に戻る。
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作者名:ぱんぴー | 作成日時:2021年2月25日 14時