パンダの妹

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『悟サン…ごめんネー…』


｢いや、Aが謝ることじゃないよ。悠二が死ぬこと前提に組まれた今回の任務だろうし、君は絶対に悪くない。それは勘違いしないで｣




解剖室には五条とAの姿が、普段から明るい2人には思えない



それくらい重苦しい空気だった



｢失礼します｣


そこに伊地知が来る


2人で話を始めた辺りでAは退室する



早く3人と合流したいナー



『あ、いた。おーい…』



｢お通夜かよ｣



んん、タイムリーだネ…



｢真希！真希！不味いよ！｣



｢しゃけ…｣



『恵チャン、昨日ぶりだネ』



｢こんにちは、睦見先輩｣


｢誰よこの人達｣


新しい1年生かナ？可愛い子が沢山いるのよネー、ここの学校は！


｢禪院先輩、呪具の扱いなら学校1だ
狗巻先輩、語彙がおにぎりの具しかない
パンダ先輩、パンダ
睦見先輩、パンダの妹。体術のテクニックならこの中の誰よりも凄い
あとは乙骨先輩って言う唯一手放しで尊敬出来る人がいるけど、訳あって海外にいる｣



｢あんたパンダの説明をパンダで済ますつもりか｣


『よろしくネー、野薔薇チャン』


そのあとは早かった


交流会に出てもらうために扱き大会だヨ！と言っても、まずは基礎の体づくりからなのでAの出番は後なのヨー


『…痛いネー……』


｢ツナマヨ？｣



棘チャンが横に来てくれる





『昨日ネー、Aも一緒だったんだヨ、後からだけどネ』

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