第38話 ページ39
『二人とも、昨日はごめんね』
朝、いつも通りの時間を過ごした後二人が来るのを待っていた。
「立花さんが何ともないなら僕らは全然。ね、カルマくん」
「むしろ俺の方が何かしちゃったみたいだしね、ごめん」
「なになに、どうしたの？」
私が二人に対して謝っているのを見て不思議がっているカエデちゃん、ちょうどいいから三人に昨日の事を話した。
「そっか、話しにくいことなのに話してくれてありがとう立花さん」
「A〜！！なんで言ってくれなかったの！私なんでも聞くのに！！これからはちゃんと話してね！絶対聞くから！」
渚くんは少し申し訳なさそうに、カエデちゃんは泣きそうになりなが抱きしめてくれた。
んん、愛が重ためだぁ。
一方赤羽くんは、
「いや、その…ほんとごめん…」
『え…、あははっ！赤羽くんってそういう顔も出来るんだね！もうそんなに気にしてないから大丈夫だよ、ありがとう』
少しばかりトラウマだったことを伝えれば赤羽くんは少し顔を逸らして困ったように笑って謝ってきた。
別に、暗殺の一環だったんだからそんなに気にしなくていいのに。
「いや、流石に俺でも気にするよ。何かお詫びでも…」
『大丈夫、お詫びならさっきしてもらってるから』
「え？」
凄く機嫌がいい私と意味が分かってない赤羽くん、少し冷や汗をかいているカエデちゃん達。
「ぶはははっ！おいカルマ！お前立花にしてやられてんじゃん！！まじ最高！！」
「は？」
お腹を抱えながらこちらに来る前原くんは、赤羽くんに自分の携帯を差し出していた。
「…Aちゃん、これどういうこと？」
『スープの恨み』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「カルマくんにあんなこと出来るのAくらいじゃない？」
「うん、立花さんって普段温厚だし突っかかるところがないからカルマくんもたまにやりにくそうだもん」
ちなみにカルマくんのあのエプロン姿はしばらくクラスグルのアイコンになっていた。
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ぱんぴー(プロフ) - アロンさん» あら、ありがとうございます！頑張ります！ (2021年9月5日 22時) (
レス) id: ddd3529158 (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - すっごい面白いです！家の事情とかのこともあって悲しいはずなのに明るい夢主ちゃんが好きです！更新頑張ってください！ (2021年9月5日 15時) (レス) id: ed0e3e5242 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんぴー(プロフ) - イヴさん» 嬉しいです、頑張ります！ (2021年9月1日 11時) (レス) id: ddd3529158 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - とって夢主ちゃんの感じ大好きです！！更新頑張ってくださいｯ (2021年8月29日 21時) (レス) id: adc5e1c6e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんぴー | 作成日時：2021年3月31日 15時
