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末「A、今日泊めて。」
「え？今日？」
末「眠い。家まで帰る元気ない」
誠也くんは数ヶ月に何回か、突然泊めて。と言い出す時がある。大概、眠いから。が理由で。
いつまでも喋り続けて寝かせてくれん小島に対し、特に喋りもせず寝る為だけに来る誠也くんがよく分からない。
睡眠の邪魔されるのは嫌やけど、寝たいだけならホテルとか行けばええのになー、、別に迷惑とかやないけど。
末「…ほな寝るわ」
「え！はや！せ、誠也くん、ご飯は？」
末「そう言えばお腹減った…」
楽屋でシャワーも歯磨きも済ませた誠也くんは、すぐに寝れる状態ではあるけども。
「何が食べたいですか？買ってきます。それか出前に…」
末「ハンバーグ。Aの。あれ、好きなんよね」
ソファーに身を委ねたまま、限界が近い誠也くん。でも、ちゃんとご飯食べて欲しい。ちゃんと食べて、ちゃんと寝て欲しい。
末「でも作んの大変やからまた今度で」
「いや、作ります！買い出し行ってきます！」
誠也くんの為になるなら、何だってやる。私もかなりメンバー愛が強いみたい。
買い出しから戻ってくると、誠也くんはスヤスヤと眠っていた。起こさないように出来るだけ音を立てず、好きだと言ってくれたハンバーグを作っていく。
初めて誠也くんがうちに遊びに来た時に作ったハンバーグ。雑誌とかラジオでも美味しいって言ってくれて。私に向けて、あんなに幸せそうな顔をしてくれたのは初めてやから、ハンバーグは誠也くんにだけしか作らん。
「誠也く〜ん、起きて。ご飯、出来ました」
末「何時〜、」
「２０時です。晩ご飯、食べましょ」
殆ど目が開いてない状態で、犬みたいに鼻だけをクンクンと動かす。
末「ほんまに作ってくれたん？」
「起きひんなら全部食べますけど」
末「食べる。てか、」
誠也くんに腕を引かれ前に倒れ込むと、顔が目の前に。
末「何で俺の為にそこまですんの？」
「心配やから。誠也くん、最近ずっと疲れてるんやもん」
末「癒してくれる？」
「誠也くんの為ならなんでも！何したらいい！？」
すると、掴んでいた手を離し、リビングの方にいってしまった。
末「それ、俺以外に言うたらあかんからな。」
「え？何で？まぁ、誠也くんにしか言わんけど」
末「勘違いする奴がおるから。」
「？で、何したらいい！？」
末「もうええから飯食お。」
「はい！」
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ゆうゆ(プロフ) - みつきさん» コメントありがとうございます😊しかも、めちゃくちゃ褒めて下さって、ついニヤけてしまいました😏😍笑 (5月5日 0時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
みつき(プロフ) - めちゃくちゃ良くてついついコメントを‥‥占ツクで中々ええの見なくなってきたところにめちゃくちゃ読みやすくて綺麗な文章でお話もおもしろくてほんまに次々読みたくなるものでした！また続き待ってますっ！！ (5月4日 2時) (レス) id: ba037b34c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - わかさん» ありがとうございます！ゆる〜くやっていくので、ゆる〜く読んで下さい🫠笑 (2月10日 12時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ゆうゆさんの新作嬉しいです☺️しかも正門くんと同期設定なのも最高です！楽しみにこれからも読ませていただきます🙇🏻♀️ (2月10日 3時) (レス) @page1 id: 757acb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2024年2月9日 23時
