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佐「Aちゃんのハイトーンも今日で見納めかー」
頬杖をついて名残惜しそうにする晶哉。
ドラマの役作りで人生初のダブルカラーというものをし、徐々に金髪に近い髪色になってしまった。
「そんな？」
佐「俺、結構Aちゃんのハイトーン好きやったから。なんか新鮮で。」
「ほんま？めっちゃ傷んでるけどな笑」
佐「全然傷んでないって。色抜いてんのに何でこんなサラサラなんやろって。」
そう言いながら手を伸ばすと、遠慮なく私の髪を撫でる。
佐「ほら〜、サラサラや〜」
「毎日ヘアケア必死にやってるからな」
佐「ふぅん。じゃあこれはAちゃんの努力の賜物ですね。」
照れ隠しになんか喋ってないと、調子狂いそうになる。
晶哉ってあんまりボディータッチとかせんのに、今日はどうした？
「どっ、どうしたん、、」
佐「なにがですか？」
「正門くんみたいなことしてるから」
佐「あぁ…嫌やった？」
ピタッと撫でるのを止めたかと思うと、行き場のない手がウロウロしてる。
「嫌ちゃうよ、なんかほわほわして気持ちいいからもうちょっと撫でといて」
そう言って机に突っ伏すと、晶哉のおっきな手がまた髪に触れた。
佐「年下にされると調子狂うとか」
「まあ、それはあるな」
佐「Aちゃんの髪やわらか」
「柔らかすぎると扱いにくいっていう難点がある」
佐「でも俺は好き」
「私も晶哉のぽわぽわの髪好き。犬っぽい。」
佐「Aちゃんは猫っぽい」
晶哉はずっと撫でていた手を止める。顔だけそちらに向ければ、ちょっとだけ寂しそうな顔をして。
佐「フラッとどっか行ってまわんといてな、」
「行かへんよ？」
佐「約束な？」
「ん、」
小指と小指を絡めて、私と晶哉は二人だけの約束をした。
こんな可愛い晶哉ちゃんを置いてどこに行くって言うねん。ずっとこのメンバーと一緒に居たい。
色んな景色を見て、夢の果てまで。
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ゆうゆ(プロフ) - みつきさん» コメントありがとうございます😊しかも、めちゃくちゃ褒めて下さって、ついニヤけてしまいました😏😍笑 (5月5日 0時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
みつき(プロフ) - めちゃくちゃ良くてついついコメントを‥‥占ツクで中々ええの見なくなってきたところにめちゃくちゃ読みやすくて綺麗な文章でお話もおもしろくてほんまに次々読みたくなるものでした！また続き待ってますっ！！ (5月4日 2時) (レス) id: ba037b34c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - わかさん» ありがとうございます！ゆる〜くやっていくので、ゆる〜く読んで下さい🫠笑 (2月10日 12時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ゆうゆさんの新作嬉しいです☺️しかも正門くんと同期設定なのも最高です！楽しみにこれからも読ませていただきます🙇🏻♀️ (2月10日 3時) (レス) @page1 id: 757acb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2024年2月9日 23時
