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「電話、、鳴ってるけど」
大橋「え？あっ、ほんまや」
パッと離れた手を名残惜しそうに見つめる私。こんな事でドキドキしてるのなんか、私だけなんやろなって。
大橋「おつーどないしたん？」
末「お前Aと二人で飯行っとるらしいなあ！」
「え、誠也くん？」
スピーカーにしてもないのに、こっちまで届く誠也くんの高音デカボイス。何ごとやねん。てか、何で大橋くんとおること知ってんねん。
大橋「せやでぇ。それがどうしたん？」
末「どうしたん？ちゃうわ。飲ませ過ぎてないやろな？今どこ？」
正門くん、誠也くんに話したんや…いや、何となく想像はつくけど。今日誠也くんと小島とラジオやし、どうせ心配し過ぎて小島あたりに問いただされたんやろ。
大橋「どこって、俺んち」
末「俺んち…はあ！？おまっ、何家連れ込んで…Aに変わってくれ」
大橋「なんか末澤怒ってるー笑」
大橋くんにスマホを渡され、ビビりながら耳に当てる。
末「何してんねん、」
「何って…一緒にご飯食べて呑んでるよ」
末「はぁ。お前はさぁ、もうちょい自覚しろよ」
誠也くんの呆れた声。今が大事な時って意味なのか。
私が甘かった？大吾や廉くんと同じ感覚で、バレても大丈夫って。関西の仲間として、先輩後輩としてしか見られへんやろうって。
「ごめん…なさい。」
なんぼ同期、メンバー、先輩やからって、私が女である以上一緒に居て良い気にはならんし見たくない人だっておるよな…
末「もっと危機感待てよ」
「…はい」
末「大橋やって男やねんからな？」
「…え？」
末「だから、女の子やねんから、のこのこ男の部屋に着いて行くなって言うてんねん」
どうやら違う解釈をしていたようで。
「や、でもさ？誠也くんも小島も正門くんも、Aぇはみんな普通に私の部屋来るやん…？」
末「それと一緒って言いたいん？」
「一緒じゃないの？」
末「ほなお前、メンバーの誰か一人でも間違い起こしたことあるか？」
「ないです」
ただ一緒にご飯食べて、喋って、寝るだけ。家族同然やから、それが出来る…と思っている。私達はこれからも長く付き合っていくメンバーやから、一定の距離を保つ必要がある。
じゃあ大橋くんは…？
末「大橋が手出さへんと思ったら大間違いやからな、はよホテル帰れ」
大橋「俺のことむちゃくちゃ言うやん！もう切るなぁー！」
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ゆうゆ(プロフ) - みつきさん» コメントありがとうございます😊しかも、めちゃくちゃ褒めて下さって、ついニヤけてしまいました😏😍笑 (5月5日 0時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
みつき(プロフ) - めちゃくちゃ良くてついついコメントを‥‥占ツクで中々ええの見なくなってきたところにめちゃくちゃ読みやすくて綺麗な文章でお話もおもしろくてほんまに次々読みたくなるものでした！また続き待ってますっ！！ (5月4日 2時) (レス) id: ba037b34c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - わかさん» ありがとうございます！ゆる〜くやっていくので、ゆる〜く読んで下さい🫠笑 (2月10日 12時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ゆうゆさんの新作嬉しいです☺️しかも正門くんと同期設定なのも最高です！楽しみにこれからも読ませていただきます🙇🏻♀️ (2月10日 3時) (レス) @page1 id: 757acb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2024年2月9日 23時
