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正「Aお疲れさんやったなあ」
ドラマ頑張ったご褒美に、ご飯に連れてってくれた正門くん。その席で、正門くんは意を決したかの様に話を切り出した。
正「あのさ、A」
「ん？どうしたん？改まって」
正「なんか…俺に隠し事してない？」
正門くんは優しい口調で、でもどこか不安そうにそう聞いた。
「え？」
わたし、正門くんには結構何でも言うてるけどなぁ。
となると、考えられるのはあれしかない…？
正「何もないならええねんで？でも、俺が大阪戻らなあかんって言うてた日、大吾とご飯行ったんやろ？その辺りからA、ちょっといつもと違うっていうか。」
あの意味深な『大丈夫？』もやっぱり何か察してのことやったんやろうか。
正門くんが心配するから黙ってようかと思ったけど…
「あの日、大橋くんも来てん。」
正「それは知っとるよ。大吾、三人の写真のっけてたやん」
そうか、チェック済みか。流石…
「うん、、今度大橋くんと二人でご飯行く事に…なった」
正「え？二人？なんで？それはどっちからなん？」
「ほら〜！そやって心配すると思ったんよ！」
「大丈夫大丈夫。」と正門くんの背中を叩いてみるけれど、何となく不満そうな顔をする。
正「今まではっすんと二人でご飯なんて行かへんかったやんか、」
急になんで？って顔で、私を見やる正門くん。なんでそんなさ…捨てられた子犬みたいな顔すんのよ…
「今はもう何とも思ってないから、二人でも大丈夫って思ってん。」
正「その一日で戻る可能性だってあるやん」
「ん〜どうかな。大事な時やしな、わたしら。」
それは事実で、恋愛なんてしてる場合じゃないというか。
踏ん張り時やのに、ふわふわした気持ちではあかんというか。
正「じゃあ、ほんまに大丈夫やねんな？」
「心配せんといて？」
なんぼ同期でも、真面目な正門くんにはやっぱり本音は言えなくて。
正門くんに心配掛けたくないのも
恋愛してる場合じゃないのも
実は緊張でどうにかなりそうなのも
どれも本音やねんけど。
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ゆうゆ(プロフ) - みつきさん» コメントありがとうございます😊しかも、めちゃくちゃ褒めて下さって、ついニヤけてしまいました😏😍笑 (5月5日 0時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
みつき(プロフ) - めちゃくちゃ良くてついついコメントを‥‥占ツクで中々ええの見なくなってきたところにめちゃくちゃ読みやすくて綺麗な文章でお話もおもしろくてほんまに次々読みたくなるものでした！また続き待ってますっ！！ (5月4日 2時) (レス) id: ba037b34c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - わかさん» ありがとうございます！ゆる〜くやっていくので、ゆる〜く読んで下さい🫠笑 (2月10日 12時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ゆうゆさんの新作嬉しいです☺️しかも正門くんと同期設定なのも最高です！楽しみにこれからも読ませていただきます🙇🏻♀️ (2月10日 3時) (レス) @page1 id: 757acb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2024年2月9日 23時
