16 ページ16
「流石に二人はマズくない？…って聞いてる？」
大吾「んへ？なにが？」
またその内にな！って言ってから、そんな経たずご飯に行くことになったのはええんやけど。
廉くんはやっぱり忙しくて、今日は無理やわって連絡があった。正門くんは急遽大阪に戻らなあかんらしく、、
「だから、廉くんも正門くんもおらんのに二人で居たら変じゃない？って言うてんの。」
まったく大吾は。
今日はやめとく？って連絡したら、大ちゃん泣くで。なんて脅してくるもんやから、仕方なく来てみたけども。
よくよく考えてみたら、いつも４人もしくは３人でご飯に行くから変な疑いが生まれないだけなんじゃないかと。
大吾「俺と二人が嫌なんや…」
「そんなこと言うてへんやん！笑」
大吾「堂々としときぃよ。撮られたって、別に何にもないんやから。」
私の心配をよそに、大吾は満面の笑みで私の頭を撫でる。
何もないよ。当たり前や。それでも、ある事ない事書かれて、嫌な思いするのは大吾の方やろ。
それくらい自由にさせてくれって、プライベートなんやからって思いも勿論あるけれど。
大吾「そんなに心配なら、誰か呼ぼか？ん〜りゅちぇは来なさそうやし、はっすんにする？」
大吾はスマホの画面をスクロールさせながら、「てか…」と呟く。
大吾「正門とか、Aぇのメンバーとは二人でご飯行ったりするんやろ？」
「するけど、」
そう言うと、大吾は可愛い顔で私を睨みつけ、「じゃあ大ちゃんもええやんか、！」と唇を尖らせた。
「メンバーやから、メンバーだけ。」
大吾「そんなん言うてたらA、メンバー以外とご飯行けんやん。先輩とか後輩とか、色々付き合いあるやろうに」
「だから色々気遣ってるんよ、はぁ〜」
だからこそ、メンバーと居る時だけは気を遣わずに素の自分を見せれるんやろうなとは思う。
大吾「で、はっすん呼ぶ？」
「なんではっすんなん」
大吾「だってツレやもん」
「ん〜、、や、別にええんよ？大吾と二人が嫌って言ってるんちゃうからさ！？」
そんな私を見て、大吾は意味深な笑みを浮かべる。
「何なん、」
大吾「ごめん、もう呼んでもたわぁ」
「はぁ！？」
もうこうなったら、ヤケ酒や。シラフで大橋くんと会話なんて出来ひん！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 788人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうゆ(プロフ) - みつきさん» コメントありがとうございます😊しかも、めちゃくちゃ褒めて下さって、ついニヤけてしまいました😏😍笑 (5月5日 0時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
みつき(プロフ) - めちゃくちゃ良くてついついコメントを‥‥占ツクで中々ええの見なくなってきたところにめちゃくちゃ読みやすくて綺麗な文章でお話もおもしろくてほんまに次々読みたくなるものでした！また続き待ってますっ！！ (5月4日 2時) (レス) id: ba037b34c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - わかさん» ありがとうございます！ゆる〜くやっていくので、ゆる〜く読んで下さい🫠笑 (2月10日 12時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ゆうゆさんの新作嬉しいです☺️しかも正門くんと同期設定なのも最高です！楽しみにこれからも読ませていただきます🙇🏻♀️ (2月10日 3時) (レス) @page1 id: 757acb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2024年2月9日 23時
