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佐「何なんですか、さっきからジロジロ俺のこと」
「え？見てへんやん。」
正門くんは私が晶哉を甘やかすのと何ら変わりないって言うてたけど…
佐「ほら！やっぱり見とるやん！」
私が晶哉をジッと見る、その理由が知りたくて堪らへん晶哉は子犬みたいに目をキュルキュルとさせている。
「そんな顔しても何も出んよ」
佐「別になんか欲しいわけちゃいますけど」
今度は拗ねて下唇突き出してるし。むふ、可愛いな…っと、これか？正門くんの言うてたやつは。
佐「そんなに見られたら恥ずかしいって」
「この仕事しとるのに？笑」
恥ずかしがる晶哉が可愛いから段々面白くなってきて、余計に見てやろうってなるわけよ。見られる仕事してるのに、恥ずかしいってなに？笑
佐「仕事は別なんですぅー」
「私とおるってことは、仕事やん？」
佐「じゃあ、Aちゃんはどう？恥ずかしくない？」
そう言って私の両手首を、晶哉の大きな手が捕まえた。
「ちょっ、もーなに？」
佐「目逸らさんといて、」
握っていたはずの主導権は、あっという間に逆転した。
「んふふ、」
佐「Aちゃん…」
最初は笑っていた私も、あまりにも見詰められるとジワジワ顔が熱くなってくるのが分かる。
悔しいけど、恥ずかしいって思っている自分がおる。
佐「恥ずかしくないんでしょ？」
「むぅ…」
佐「あれ？Aちゃんなんか顔赤くない？」
「あっ、赤くないし！」
佐「ふぅ〜ん。じゃあちゃんとこっち、見て？」
手首を掴まれたまま至近距離で、晶哉は囁くように話す。
なんでや？晶哉ってこんなやった？可愛い晶哉が意地悪に見える。
小「なにしてん？」
「こじま！助けて！」
小「何やねん。晶哉にいじめられたんか」
「そー」
佐「戯れあってただけですよ、ね？」
「晶哉がいじめたぁ」
佐「なんでやねん！笑」
小島は大きな欠伸をしながら、「はいはい。仲ええってことね。」とソファーに寝転んだ。小島が来てくれたことによって、晶哉から解放されたわけやけど。
掴まれていた所はすぐに感触が消えてくれなくて、何だか熱を帯びているようやった。気のせいかもしれんけど。
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ゆうゆ(プロフ) - みつきさん» コメントありがとうございます😊しかも、めちゃくちゃ褒めて下さって、ついニヤけてしまいました😏😍笑 (5月5日 0時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
みつき(プロフ) - めちゃくちゃ良くてついついコメントを‥‥占ツクで中々ええの見なくなってきたところにめちゃくちゃ読みやすくて綺麗な文章でお話もおもしろくてほんまに次々読みたくなるものでした！また続き待ってますっ！！ (5月4日 2時) (レス) id: ba037b34c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - わかさん» ありがとうございます！ゆる〜くやっていくので、ゆる〜く読んで下さい🫠笑 (2月10日 12時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ゆうゆさんの新作嬉しいです☺️しかも正門くんと同期設定なのも最高です！楽しみにこれからも読ませていただきます🙇🏻♀️ (2月10日 3時) (レス) @page1 id: 757acb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2024年2月9日 23時
