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正門くんは驚いた顔で目をまん丸とさせた。でもすぐに目を細めて「やったあ〜」と笑った。
正「改めて、ボーカル担当してくれる誠也くんです」
「うん、びっくり……」
末「やんな、」
福「えっ？二人って知り合い！？」
大「俺と末澤と星宮さんは同じ会社やねんって言うたやろ〜！？」
福「あ〜〜そうでしたっけ？なんかそんなん聞いたような…」
なかなか気まずい空気が、私と誠也の間に流れていた。
何も話さなくても良いのに、何を話せばええんやろって頭の中で考えて。
小「よしっ、皆んなで飯行きましょ！」
末「へ、いや、俺は…」
佐「誠也くんの歓迎会なんですから、参加して下さいよ！？」
末「歓迎会…」
正「行きましょ、誠也くん。」
皆んなが誠也を引っ張って行って、取り残された私と大ちゃん。
西「どうすんの？」
「私は帰ろうかな、」
西「正門がこのまま帰すとは思わへんけど、正門の事が好きなら行ったらええと思うで？」
大ちゃんがどういう意図で言うてんのかは分からんけど、多分もう誠也に気持ちがないなら来れるやろってことやと思う。
「…そうやんな、」
西「でも、無理はしたらあかんよ？」
「大丈夫。行く。」
西「ん、ほな大ちゃんも行くわ。」
大ちゃんに背中を押されてみんなに着いて行くと、正門くんが戻って来た。
西「ほら来たやろ、笑」
正「A、行けるか？」
「ダイジョウブ…！」
めっちゃ棒読みな私に、困ったように笑う正門くん。
そっと繋がれた手は、じんわりと汗をかいて湿っていた。きっと正門くんだって、普通にしてるふりをしているだけで、色んな感情を抱えているのだと思う。
西「俺もちゃんと見とくし、しんどなったら一緒に帰ろ？」
「ありがとう、大ちゃん」
こじけんも、晶哉も、大晴くんも、私だけ行かなかったら変に思うやろうし。
気持ちの整理がついているからって、誠也とのことは無かったことには出来ない。
みんなと合流して、いつもの居酒屋にて誠也の歓迎会が開かれた。
正「俺の横座りな？」
「うん。」
小さく頷けば正門くんも小さく頷いた。
小「えっ！誠也くんお酒飲まんの！」
末「飲めるけどあんまり得意ちゃうねん」
佐「わあ〜誠也くん仲間や〜！よかったぁ〜！この人達酒豪ばっかりやから！」
晶哉は嬉しそうに誠也の隣に移動した。
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ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 良かったです😭✨勝手に使ってすみません😂笑 (2023年4月25日 19時) (
レス) @page48 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - ゆうゆさん» そうなんですよね😇正門くんのお話にはぎゅんぎゅんがつきものですから✌🏻書いてくれたの嬉しいですっ😖 (2023年4月25日 19時) (レス) id: dc37ea6a32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 永瀬れみさん» こちらこそありがとうございました🥰そうなんですね！お互い頑張りましょ💓 (2023年4月25日 6時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - リクエストありがとうございました！私も描いてる側の人間なのでお互い頑張りましょうめっちゃキュンキュンしました！ (2023年4月24日 23時) (レス) @page47 id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 重い正門くんも、『ぎゅんぎゅん💓』も、ぽやさんとのやり取りでお話に取り込んでみようと思い書かせて頂きました🤫💕恒例行事😂これがないと始まらへん！みたいな、ねぇ💙 (2023年4月24日 22時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年3月24日 11時
