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今日は正門くんと大ちゃんとご飯に行く約束をしていて、仕事終わりに居酒屋に集まることになっていた。
全然知らん人やったお隣さんとその友達とで、こうして仲良くなってご飯に行くことがもう奇跡なわけで。
人との出会いって凄い確率なんやって、たまぁに深く考えては感動する私。
西「何しんみりして、」
「しんみりちゃうくて、しみじみやねん」
正門くんが仕事の来客の対応で少し遅れるみたいで、私と大ちゃんは先に乾杯をした。
西「なあ、聞いたで。」
「えっ、何を？何なん、急に」
西「この前正門んち泊まったんやろ」
ジトっと私の顔を見る。いつもの事ながら、今日はいつもよりジトが強め。
「あ〜、うん。大晴くんが怖い話するから怖くて泊めてもらった。」
なんかすごく、ものすごく文句言いたそうな顔。
西「どういうつもりなん、」
「…え？」
西「正門の気持ち知ってんねやろ？」
「…勘違いでなければ多分、」
俺じゃあかん？とも言われたし、大好きとも言われた。
でも、はっきり好きやから付き合ってほしいと言われたわけではない。
だから、知ってるとは言い切れへん。
西「知ってて泊まったりしたらあかんくない？」
大ちゃんの口が段々とへの字に曲がっていく。
西「正門はさ、期待するわけよ。でも付き合ってない以上、手ぇ出すわけにいかへんし、ちょっと正門のこと見くびりすぎ。」
大ちゃんは、ただ親友の正門くんの事を思って言ってくれた。なら、私もちゃんと話そう。
「私が好きでもない人の家に泊めてほしいって言うと思う？」
大ちゃんはちょっと間考えて、「んぇ？」と間抜けな声を出した。
西「ちょ、ちょ、待って、それ俺聞いていい話？」
「いいよ。大ちゃんやから、話す。」
西「え……正門のこと……」
大ちゃんは周りに聞こえへんように「好きなん？」と小声で問う。
「好きじゃなかったら泊まったり、一緒に花見行ったりせえへんよ。」
少し前から、私の正門くんに対する気持ちが変わった。
ただの友達とは違う、別の感情が芽生えた。
それは紛れもなく『恋』だと、自覚はしていた。
西「はぁあ？ほな何で付き合わへんのよ！両思いなんやろ！？」
「色々あるんやって、色々」
西「色々って…」
正「ごめんお待たせ！」
大ちゃんはまだ聞きたいことが沢山あるのに！と言う顔をしていたけど、正門くんが来たから強制終了。笑
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ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 良かったです😭✨勝手に使ってすみません😂笑 (2023年4月25日 19時) (
レス) @page48 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - ゆうゆさん» そうなんですよね😇正門くんのお話にはぎゅんぎゅんがつきものですから✌🏻書いてくれたの嬉しいですっ😖 (2023年4月25日 19時) (レス) id: dc37ea6a32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 永瀬れみさん» こちらこそありがとうございました🥰そうなんですね！お互い頑張りましょ💓 (2023年4月25日 6時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - リクエストありがとうございました！私も描いてる側の人間なのでお互い頑張りましょうめっちゃキュンキュンしました！ (2023年4月24日 23時) (レス) @page47 id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 重い正門くんも、『ぎゅんぎゅん💓』も、ぽやさんとのやり取りでお話に取り込んでみようと思い書かせて頂きました🤫💕恒例行事😂これがないと始まらへん！みたいな、ねぇ💙 (2023年4月24日 22時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年3月24日 11時
