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深夜に繰り広げられたお菓子パーティー。何でかな、悪いことをしているわけじゃないのに悪い気になる。こんな時間に食べるっていう自分への罪悪感かな…？
正門くんと西畑くんはというと、やっぱりお菓子よりお酒みたいで。私は送別会でたらふく飲んできたと言うと、じゃあノンアルにしときって冷蔵庫からノンアルの缶チューハイを持って来てくれた。
「え、ノンアル常備してあんの？」
正「それ、A専用。」
「マジで？…ありがとう」
西「俺のも常備してあるんやで〜。ほんで見て！ここ俺の服とかパジャマとか色々入ってんねん」
西畑くんは嬉しそうに、BOXを開けて見せてくれる。
私服にパジャマにその他諸々の日用品。そこにはいつでも泊まれるお泊まりセットが。
「凄いなぁ。手ぶらで来れるやん」
西「そうなんよ〜。Aちゃんのも置いとけばええやん。」
「いや、隣やから笑」
隣じゃなかったら置くんかいって話やけど…笑
masakado side
大吾が来てくれて、正直良かったって思っとる。
Aにはほんまにほんまに申し訳ないけど、あのまま二人っきりでおったら理性保てたか分からへんもん。
泣きながら抱きついてくる身体の柔らかさとか、匂いとか体温。首にかかる吐息、はだけたシャツ…
こんな時になに考えてんねんって、自分で自分を殴ってやりたい。大吾が来てなかったら、ヤバかったよなぁ…
西「正門正門っ、」
正「ん？」
小声で話しかけてくる大吾。
さっきまでお菓子食べとったのに、大吾の肩にもたれ掛かって眠っとるA。
西「正門っ、どうにかして」
大吾が俺の方にAを押して、ゆっくり寝かせるように倒す。されるがままのAは俺の膝に頭を乗せて気持ち良さそうに寝ている。
正「歯磨きせんとあかんで〜」
「ん〜、」
頬っぺたを撫で回したら眉間にシワを寄せて、手で払うA。笑
西「Aちゃん、よっぽど正門のこと信用しとるんやなぁ」
正「え？」
西「そんな気ぃ抜いた顔とか見せれんやろ普通。」
大吾はAを優しい眼差しで見遣る。そう言われたら、なんか嬉しいなぁ。
西「好きなんやろぉ？」
正「好きやなぁ。」
西「まぁ頑張りーや。」
正「頑張ってんねんけどなぁ…笑」
最初は彼氏でもない人とって聞いて軽いんかなって思ったのも事実。でも、Aは俺が思ってる以上に全然一途で。純粋な人やった。
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ゆうゆ(プロフ) - ふさん» えぇえ🤩ほんまですか、嬉しすぎますー！コメント見てニヤけました🤭❣️ (2023年3月17日 21時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - この作品大好き過ぎます、🥺💓これからも楽しみにしてます✊🏻🌟 (2023年3月17日 14時) (レス) @page39 id: 77b65fcba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年2月17日 14時
