Aぇ!HOUSE2

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今日もまたこの憂鬱な時間。早朝、起こしてくれと言った小島くんを部屋まで起こしに行く。朝が弱い率が高いAぇさん、私を目覚まし時計の最終兵器に使うのはええけどなんせ機嫌が悪いったら。



「起こしたからな？起きるんやで？次佐野くん起こさなあかんねん」



小島「ん〜晶哉やったら一人で起きれるから行かんでええやん…」



頭ボッサボサで全然目ぇあいてない小島くん。手探りで私の腕を掴んで引っ張る。



「ぅわ…っ！」



こうなるからいつも大晴に起こしに行ってもらうんやけど、今日は大晴がもう仕事に出てしまっている。



小島「…ええ匂いする、A」



バランスを崩した私はそのまま小島くんに捕まって、まるで抱き枕状態、、ここに来た当初、誰にでも抱きつく癖があるから気をつけやって正門くんに言われた。言われたけど、全然大丈夫やったし油断してたらコレかい！



「ちょっと！離して〜！！」



小島「えぇ匂いするんやもん……」



寝ぼけとるくせに力は強くて腕から抜け出そうにも抜け出せない。身体が密着して、一気に高まる心拍も小島くんに気付かれないように必死に抵抗する。



「えぇ加減離してって！」



小島「えぇ匂い………みそ汁の。」



「…は？」



小島「みそ汁ある？」



「あるから早く着替えて降りてきて！」



確かにさっきまでみそ汁作ってたけども。小島くんに枕を投げつけて、佐野くんを起こしに行く。朝はテンションが低い佐野くんは「おはよぉございます…」と目を擦ってまだまだ眠そう。



下に降りると既に起きてきた末澤くんがコタツに入ってボケッとテレビを見ていた。



「コーヒーどうぞ、」



末澤「うん、」



こちらも朝はテンションが低くく、少し掠れた声で「Aも一緒に飲も」とこたつ布団を捲る。



「小島くんにみそ汁入れたげるから、末澤くんは一人で飲んでや。今から洗濯とか忙しいねん」



末澤「はぁ〜？ええからここ入りて！」



何故かちょっとキレ気味に言われ、ちょっと強引にコタツに入らされた。



末澤「5分でええからゆっくりしぃや、」



そう言ってコタツの中でギュッと手を握ってきた末澤くんは、片方の手でコーヒーを飲んでいる。



小島「A〜みそ汁くれ、」



末澤「お前はこいつの旦那か！」



小島「…そうやけど何か？」



「いやや、みそ汁くれとか言う旦那。笑」



とにかく朝はテンションが低めなAぇさん達、、

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