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末澤「居留守使うなや！」
仕方がないから鍵をあけると、末澤くんはだいぶ機嫌が悪そうに玄関へ一歩足を踏み入れた。
「ごめんて、寒かったなあ。早よ入り？」
末澤「…ごめん。」
「…別に怒ってへん。」
末澤「でも…泣いたやろ？」
私の目を真っ直ぐにみつめ、眉を下げる末澤くん。
小島「俺の胸で泣いたから大丈夫やで、誠也くん」
「ちょっ…！余計なことを！」
末澤「いやあかんやん！全然帰って来んし電話にも出えへんと思たら…油断も隙もないやんけ」
「とりあえず上がってや、玄関先で話してたらご近所迷惑やし末澤くんの声ってバレたらややこしい。」
私、小島くん、末澤くんという謎の三人がコタツを囲んでいる…変な光景。
末澤「本気で思ってへんからな…ちょっとイライラして…」
「ん、小島くんから聞いた。私別に大晴とだけ特別仲良いわけちゃうよ？」
末澤「おい小島っ、どこまで詳しく説明してんねん」
小島「これも誠也くんの誤解を解く為に必要やったんですよ」
仕事が忙しくて睡眠時間も短くて、そのイライラがたまたま大晴と私に向けられたって、どんなとばっちりかよと思うけど。そのイライラさえどこにもぶつける事が出来ず、溜め込んでしまう人もおるから…
「そういう時もあるよな、」
末澤「え？」
「誰かに当たりたくなる時もある。私もそうやったし、だから私は末澤くんを受け止めたい…他人かも知らんけど、今の末澤くんを見てるの私やって言えるように…なりたい、かな。」
末澤「A、」
小島「誠也くん一発どついてええ？言わせんなって、Aにこんなこと」
末澤くんは反応に困って、そっぽ向いてしまった。ちょっとくさいこと言ったかな…と思ったけど、
小島「誠也くん泣いてます？」
末澤「泣いてへんわ！…A、大晴にもちゃんと謝ったから、一緒に帰ろや」
「あー、、ごめん、私飲んでんねん笑」
末澤「はあ？」
「末澤くんのせいやからな？笑」
小島「因みに俺も飲んどるから、誠也くん一人で帰って下さい」
末澤「はあ？いやいやいや、おかしいやろ。お前泊まるん？ほんでお前も泊めるん？」
小島くんが「女の子泣かせた罪は重い」とか言うて、玄関先に放置から始まり、最後の最後まで私と小島くんにいじめられる末澤くんやった。
わがまま言い出した末澤くんは結局小島くんと泊まることになり、二人で仲良く抱き合って寝ていた。笑
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ゆうゆ(プロフ) - mitukiさん» AぇHOUSE3へ移行しましたので、また読んで頂けたら嬉しいです！ありがとうございました＾＾ (2022年12月14日 19時) (
レス) @page50 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
mituki(プロフ) - ゆうゆさん» 素敵過ぎです(^^♪ありがとうございます！今後も楽しみにしていますね！ (2022年12月14日 14時) (レス) @page47 id: b04534fc0e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - mitukiさん» リクエストには早くお応えしたい作者です😂笑 (2022年12月13日 10時) (レス) @page44 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
mituki(プロフ) - ゆうゆさん» 早速💙君登場でニヤニヤしちゃいました😍 (2022年12月13日 9時) (レス) @page46 id: 525c8f84f9 (このIDを非表示/違反報告)
mituki(プロフ) - ゆうゆさん» ありがとうございます！今日の更新もキュンキュンしちゃいました！😍今後も楽しみにしています！😊 (2022年12月12日 14時) (レス) @page44 id: e54d2789de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2022年11月14日 16時
