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『さようなら』 ページ3

そんな日々を幸せに送っていたかった
もう一度戻りたい
あの子に会いたい
こんな世界嫌だ

いつものように学園に行きあの子と
ご飯を食べていた時だった

ジリリリリリリリリリリリリリリ

不吉な音…

最初は学園の火災報知器が鳴ったんだと
けど違った

地震だった、世界全体での
震度六強が世界で起きた
建物は崩れ人が下敷きに

すぐに皆で避難し、校庭に集まった
あいにくこの学園で死人は出ずに済んだ

けどここからが悪夢の始まり

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

仮テントや壊れずに住んだ場所で寝たりしていたが
学園の約500人は入れない
順番で外で寝る中で寝ると決めてあった

けど、それももう終わり

寒さや風邪元々病気がちだった子達は
皆だんだん弱り始めていった
先生も頑張っていたけど
ついに1人死んだ

その後も次々と人が死んでいった

皆の心にはもう奇跡や勇気なんて残っていなかった
ご飯もなければ免疫力が下がる。

1人、2人、一気に5人
1日経てば人が死に
恨めしい事にその人達にあげるはずだったご飯が
ここに来る、
素直に喜べない

けどあの子はいつも皆を励まそうと
笑っていた、小さな幸せを
まるで大きな幸せのように喜んでくれた

でも、その皆はもう居ない

『ごめんね』→←『ありがとう』



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設定タグ:主人公性別不明 , 学園 , 悲しい   
作品ジャンル:エッセイ/日記, オリジナル作品
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作者名:月詠 夜永 | 作成日時:2019年11月17日 14時

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