海風の恋［ベイブレードバースト超ゼツ・バトルシップクルーズ］ (ページ6)

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恋占い～ラバン・ヴァノ～ページ6

“船に乗れ、そうすれば運命の出会いが待つ”
俺っちがバトルシップに乗った理由の一つは、そう占いで出たからだ。
運命ので・あ・い♪
「ふふ～ん♪ そいつの名前は何だ？」
俺っちはベイクイーン号のデッキで石ころを投げる。
「ふむふむ。A…A！俺っちの運命の相手はAなのか‼」
俺っちは手を叩いた。うん、Aだと思ってた！第一、この船に乗っている女子の数だけでも相当限られてるし、そうだ、Aなんだ！
「にゃはは～い！」
占い、よくわかってっんなぁ、やっぱりかぁ。実は意外と俺っち、Aのこと可愛いとか思ってたし、言うの恥ずかしいけど実際可愛いもんな！
「で、俺っちの恋の行方は⁉」
ころころ。
“当たって砕けろ”
「ん”に”ゃ‼」
当たって砕けろぉ？それってつまり成就しないってことなのかぁ⁉
その時脳裏をある人の言葉がよぎった。
『運命？はは、面白い。ならばその運命とやらを変えてやろうじゃないか』
白鷺城ルイ！おめっちもいいこと言うじゃん、と俺っちは思った。そうだ、運命なんか変えれるんだ！
「とにかくアタックだー‼」
俺っちは勢いよく立ち上がり、拳をえいえいおーするみたいに空に突き上げた。
「よぉし！いっくぞー‼」
そうAのもとへ行こうとすると、どこからかあたたかい風が吹いてきた。
ころころ。
「ん？」
石の位置が変化していた。
“想い続ければ、いつかは伝わる”
俺っちはそれを確認してまた足取りが軽くなった気がした。

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ラバンきたらもう占いしかないでしょ！ということで、占いネタです。ところで、お気づきかもしれませんが(お気づきだと思います…)、話に全くベイが絡んできません…。ごめんなさい。
また、ルイのセリフは超ゼツ14話(おそらく)のものです。気になった方はチェックしてみてください。あとうろ覚えなので、違ったら教えていただけると幸いです。
P.S.)番外編シュウはもう少々お待ちください。今頑張ってます。

ラバン「一番右の星押してくれよな！俺っちの運命の君！」