海風の恋［ベイブレードバースト超ゼツ・バトルシップクルーズ］

悔しいぐらいに、美しい。 〜ファイ〜 ページ4

大嫌いだ。
あの女が大嫌いだ。
いつもヘラヘラして、バカみたいに明るくて。
親しげに「ファイ君」なんか呼んできて。
あー本当に嫌いだ。あーいう女。
忘れさせてもくれない。でもむしろ忘れたくなんかなくて。
ピンクの瞳と白い肌に吸い寄せられてしまう。
困らせんなよ。苦しくさせんなよ。
そんな風に優しくすんなよ。
綺麗だ。美しい。悔しいぐらいに。
容姿も、心も。
だから。
だから余計に苦しむのに。
「好き」なんかじゃない。
絶対違う。きっと違う。多分違う。もしかしたら…
もしかしたら…
…くそ。
わかんなくなっちゃうじゃないか。
だから美しすぎるものは嫌いだ。
ああ、気づいてるさ。でもそのことさえも気づきたくない。いや、気づきたくなかったのにね。
あーあ。
悔しいけど。
悔しいけど、俺はAが好きみたいだね。
言っちゃったよ？ まだ面と向かっては言えないけど。
もっと困らせてよ。苦しくさせてよ。
そんな風に優しくしといてよ。
そう言えばAもこの色の髪だったっけ、と思いながら俺は長い髪をはらい、部屋を後にする。底抜けに明るい君に会いに行くために。
お腹すいたな。俺だってお腹は減るんだよ、っていつかAに言った記憶がある。
あー本当に大好きなんだ。
ひとつひとつAと喋ったこと、全部が宝物な気がする。
悔しいなー。好きになるつもりなんて、なかったのに。
でも、好きになったからにはもう後には引けないし。
さーて、今日の夕食は何だろう。
たぶん、何だったって、俺には美味しく感じられる。
こんなことばっかを考えていること、
君が知るのはいつになるだろう。

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はーいファイ難しかった！
美桜様リクエストありがとうございました。ファイ先に書かせていただきました。
今後とも、皆さま宜しくお願いします。
また、リク等あれば、バルト、シュウ、フリーあたり番外編として書けるかもしれません！コメントお願いします！


ファイ「ねぇ、一番右の星おしてよ。ご褒美あげるからさ」
フブキ「お気に入り登録もお願いします」
ファイ「なんで俺の回なのにちゃっかり来てんの？」
フブキ「駄作者のせいで俺の回のとき入りきらなかったんだ。ゴメンな」
ファイ「誰に向かって言っている」
ファイ&フブキ「「とにかく！一番右の星の後で二人っきりになろう！」」

にらめっこ 〜オウ・ホウイ〜→←どうして俺じゃないの？ 〜墨江フブキ〜

ベイバキャラからひと言！

ザック「ボクはキミだけためのshining starなのさ！」

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