電源 ページ45
電気はついてる
だから
絶対に居るはず。
でも
何度インターホンを鳴らしても、出てきてくれない。
深夜だから
控えめにノックするも、応答なし。
もっと強くドアを叩く？
いや、ダメだろ。
どうしよう
どうすればいい？
爪を噛みながら右往左往。
頭に浮かんだのは、ヨンって人の顔。
思い切って電話を鳴らすと
ヨン「・・・はい？」
電話越しに
すごく不思議そうな声が聞こえてきた。
ジヨン「俺、思ってもないこと言って
Aを傷つけたっていうか、怒らせたっていうか…と、とにかく、弁解したいんですけど
Aドア開けてくれなくて…
助けてもらえませんか？」
ヨン「・・・・・・言ってる意味が
よくわからないんですけど。」
ジヨン「俺今Aの家の前にいるんですが、」
ヨン「違う。そうじゃなくて。」
ジヨン「え？」
ヨン「どうして弁解したいんですか？
あなた、Aとどうなりたいんですか？」
ヨンって人の
冷たい声が、頭に突き刺さる。
それは
中途半端なことをしてる俺への
牽制に思えた。
ジヨン「付き合いたいと思ってます。」
ヨン「それなら早くそう言ってあげないと。。
あの子、もう相当狂っちゃってるから。」
ジヨン「狂う？」
ヨン「あなたのこと好きすぎて、狂ってる。」
ヨンさんは
今日飲んでる時
話を聞いててそう思った、って。
Aは、そんな簡単に身体を許す子じゃなかった、って。
俺が、Aを狂わせたんだ
って
言った。
申し訳ない
と思ったけど
ジヨン「ごめんなさい、俺それ聞けて嬉しいです。」
ヨン「あなたも狂ってますね」
そう言ってヨンさんは
Aの家のロックナンバーを教えてくれた。
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Kitty(プロフ) - 続きが気になります笑。更新頑張って下さい！お気に入りもさせてもらいますね(^^) (2014年11月26日 23時) (
レス) id: 3f1e31dfab (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続きが気になりますー！更新待ってます！頑張って下さい！ (2014年4月17日 20時) (レス) id: 74b1c4b75e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タムタム | 作成日時：2014年3月25日 22時
