苛立ち ページ42
2時間以上も前に送った
"着いた？"
メッセージが既読になることもなく
電話をかけても、出ない。
まさか、エバに戻った？
んなはずないか。
じゃあ、何かトラブルにでも巻き込まれた？
仕事を終えたジヨンは
マネージャーの車で
もう一度、Aの携帯を鳴らしていた。
7回目の電話で
やっと出たAは、ちゃんと家に帰っていた。
結構心配してたからか
安心したと同時に、少しの怒りも湧いてきて
「俺、家ついたら連絡してって言わなかった？」
少し強い口調になる。
A「…ごめん、すっかり忘れてて」
....すっかり忘れる？
こんな心配したのに？
さっきのキスを
何度も思い出してたのも
俺だけ？
ジヨン「あっそう。で、何してたの？」
A「お風呂入ってた」
ジヨン「友達、大丈夫だった？」
A「うん。コートも預かってくれてるって。」
ジヨン「そっか」
A「うん。でもなんで……ううん、なんでもない」
ジヨン「なに？」
言いかけてたこと
途中でやめられるのは、好きじゃない。
ジヨン「なに？言って？」
A「なんで私、突然タクシーに乗せられたんだろうって。」
Aの事情も考えずに
無理矢理帰らせたことは
自分勝手だと思ってるし
申し訳ないと思ってる
でも
俺の声聞いたら嬉しそうにするくせに
キスすれば目を潤ませるくせに
俺のことすっかり忘れてた
なんて言えてしまうAに、腹が立った。
Aの中に居るのは、俺だけでしょ？
俺たち、同じ気持ちだよね？
ジヨン「A、断り方知らないじゃん。
俺とやってんのに、他の男とやられたらムカつくし。
だから無理矢理帰した。」
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Kitty(プロフ) - 続きが気になります笑。更新頑張って下さい！お気に入りもさせてもらいますね(^^) (2014年11月26日 23時) (
レス) id: 3f1e31dfab (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続きが気になりますー！更新待ってます！頑張って下さい！ (2014年4月17日 20時) (レス) id: 74b1c4b75e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タムタム | 作成日時：2014年3月25日 22時
