検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:24,256 hit

■……□ ページ43

-アヤ-



『最近数学多くない?』

『分かる〜』

『え、寝てるから分かんない。』

「それダメでしょ。」




いつものように友達と登校。

昇降口に入り、下駄箱へ。



『毎回毎回私はドキドキするの。』

『は?何で?』

『ラブレター入ってるかなって!!……はい空っぽ。』

「そんなこと期待してんの?」



女子高生らしい考えに思わず笑顔になった。





「今時手紙書く人なんて珍しいんじゃない?」




そんなことを言いながら下駄箱に手をかけた。


カタッと蓋を開けてスリッパを取ろうと手を伸ばせば、



カサッー





「え………」




『んー何々どーしたの?』

『さては入ってた?』

「いや、何でもない。ちょ、トイレ!!」

『あ、おーい!』





いました。




手紙書く人。






クシャッとポケットに入れてしまった紙切れをトイレの個室で開く。






__"放課後、屋上で待ってます"





「っ……この字って……」





.
.
.





そのまま紙切れを綺麗にたたんでポケットの中に入れた。




その日1日、彼のことで頭が一杯で。

それなのに、





「アヤー次英語〜マジめんどくさい。」

「そう、だね。」




彼は全然気にしてなくて。

いつも通りで。




だから不安になった。





本当に…?




ホントに君からの手紙だったのだろうか。





似たような字を書いてる誰かなのかな。




いつもは真面目に勉強に取り組んでるけど、今日はどこか上の空で。





全然集中なんかできなかった。





キーンコーンカーンコーン




先生「はい、さようなら。」





あっという間に1日は終わって。



放課後はすぐに来てしまった。



.
.
.




「セフン先輩。」

セフン「あ、アヤちゃん。」

「今日は部活遅れます。」

セフン「んー了解〜。」



.
.
.





「っっ………ふぅっ…」





屋上までの階段をゆっくりと上りきって。




重たいドアを開けた。






綺麗な夕日をバックに立っていたのは、







やっぱり貴方だった。









.









__

選べない!→次ページへ

V→……☆☆END2へ

JIMIN→……★★END3へ

__


.

……END1→←……分岐点



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
設定タグ:EXO , BTS , 短編
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あやテテ(プロフ) - ireneさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年2月11日 8時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - 面白い組み合わせですね!楽しみにしてます! (2018年2月11日 7時) (レス) id: 9226905d6b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あやテテ | 作成日時:2018年1月27日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。