……★ ページ22
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「クッソ〜！！また負けた！」
アヤ「俺にダンス対決で勝てると本気で思ってたのかよ。」
「チッ！！明日は勝ってやる！！」
アヤ「ふぁいてぃ〜ん」
「ムカつく！！」
ﾙﾊﾝ「っ……」
ｾﾌﾝ「アヤヒョン…」
アヤ「ん？何？」
ｾﾌﾝ「何で？」
アヤ「何が？」
ｾﾌﾝ「アヤヒョンは俺らと練習したくないの？」
アヤ「そんな事言ってないじゃん。ただ、チャニョラと練習したいの。コイツめっちゃ下手だから。」
「おい。」
アヤ「チャニョラ〜、ご飯行こう〜ぜっ！」
「はいはい。」
休憩スペースで食事を採る俺たち。
中々仲良くなった俺とアヤ。
「お前、そんだけしか食わねぇの？」
アヤ「アヤたんは小食なんだもん♡」
「キモ。」
アヤ「ぶっ飛ばすぞ。」
毎回誤魔化すからそれ以上は突っ込まないけど、アヤはあまり食べない。
男でここまで食べないなんて珍しいと思ってる。
ダンスオーディションまで一週間。
自分で言うのもなんだけど、
「俺結構うまくない？」
アヤ「寝言は寝て言え。」
「…さーせん。」
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その日、アヤが中々来なくて、一人でダンスの練習をしていた。
「はぁっ、はぁっ、…」
どうしても踊れない部分があった。
何度アヤに教わってもそこだけは踊れない。
溜息をついて床に座り込むと、
『そんなのもできねぇの？』
『下手くそ〜』
「は？」
やって来たのはこの前喧嘩をしていたルハニヒョンが言う”自分最優先の奴”ら。
持っていたペットボトルの水を思いきりかけられた。
『ちょっと上達したからって調子のんなや。』
『いくら顔が良くてもダンスがこれじゃーな。』
『才能ないんじゃない？』
「っ…」
”才能ないんじゃない？”
絶対に言われたくなかった言葉。
何があっても認めなかった。
才能がない、なんて絶対に。
ゲラゲラ笑いながら去っていく”自分最優先の奴”ら。
「っ…クッソ！！」
汗と水で濡れた練習用のTシャツ。
ガチャ-
ドアが開いたのと、
「もうやめてやるよ！！」
俺が叫んだのはほぼ同時。
ﾙﾊﾝ「だって、アヤ。結局コイツはこうなんだよ。」
その言葉にハッと顔を上げた。
そこにいたのはアヤと例の11人。
アヤ「…。」
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あやテテ(プロフ) - ireneさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月11日 8時) (
レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - 面白い組み合わせですね！楽しみにしてます！ (2018年2月11日 7時) (レス) id: 9226905d6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年1月27日 16時
