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正直、フラれたのはすごくショックだったが、それよりも笑顔のあいつがあんなに悲しそうにする方が何倍もショックだった
俺のせいであいつは笑顔を無くしてしまったんだ
そんな思いが胸中を黒く染め始める
｢げっ。坂田のオーラが黒い｣
｢坂田〜、何そんなに落ち込んどるん？｣
｢お前まさか……｣
三人が俺を見かけて駆け寄ってくる
でも今は放っておいて欲しかった。俺は何ともないからさっさと目の前から消えてくれ。
するとうらさんが不機嫌な顔をしながら俺の頭をチョップしてきた
｢き、こ、え、て、る、ぞ！！
何があったのかは何となく想像できるけど、そんな状態のお前を放っておけるかよ！話せ！｣
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作者名：翠華@みかん | 作成日時：2018年1月17日 17時
